2019-01-01から1年間の記事一覧

選手は成長を望んでいない?

名波体制が終わりました。 内容と結果は酷かったのですが、特に選手側から不満が漏れることはありませんでした。 そんなときふとあることが頭をよぎりました。 「選手って、実は選手として成長することを一番に望んでいないんじゃね?」ということ。 ハリル…

マリノスvs磐田の失点シーンを振り返る(4失点目)

4失点目。ラストでーす。 (前回までの記事はこちら:1失点目、2失点目、3失点目) 4失点目 (72:51~73:11) ゴールキックからリスタートです(画像はそのボールを受けた畠中からスタート)。 まず不思議なのが畠中のパスを受けたティーラトンに対して、RCB…

マリノスvs磐田の失点シーンを振り返る(3失点目)

3失点目もやるよー。 (前回までの記事はこちら:1失点目、2失点目) 3失点目 (61:45~61:50) 失点してもおかしくない攻撃を喰らいましたが、なんとかカミックがキャッチして終わらせることができました。磐田の特徴として、1失点目もそうですが、準備が整…

マリノスvs磐田の失点シーンを振り返る(2失点目)

やる気が継続できていたので、2失点目も振り返っていきます(1失点目の記事はこちら)。 2失点目 (58:38~58:43) セットプレーからのスタート。画像を観るとわかりますが、磐田8人(キッカー含む)に対し、マリノスは11人全員が画像に収まっています。ボッ…

マリノスvs磐田の失点シーンを振り返る(1失点目)

4-0で負けちゃった(>_マリノス、借りは返すからな❗❗この負けを糧とするんだから❗❗ 磐田4被弾…名波「完敗だった」サポはブーイング 名波浩監督(46)は「一言で言って完敗だったと思う」と、厳しい表情で振り返った。 全然完敗じゃないよ❗❗気持ちでは勝って…

守り方を知らない日本人 日本サッカーを世界トップへ導く守備のセオリー

守り方を知らない日本人 日本サッカーを世界トップへ導く守備のセオリー 読了しました。簡単に感想を残しておきます。 感想 ・日本代表 or Jリーグの試合を対象にディフェンス面のダメな部分をひたすら指摘されている ・褒めの要素はほとんどないに等しい ・…

なぜ選手は国外に出ていくのか

「世界のどこであっても、必要とされる選手になりたい」久保建英が語る過去、現在、未来【前編】 「常に上を目指す。そのための努力は惜しまない」久保建英が語る過去、現在、未来【後編】 20代半ばくらいの中堅選手のインタビュー?いえ、違います。17歳の…

Jリーグの失点シーン

守り方を知らない日本人 日本サッカーを世界トップへ導く守備のセオリー 今この本を読んでいる。本の内容については、改めて別記事で書く予定だが、ざっくり書くと日本人の守備についての苦言がずっと書かれている本だ。 この本に刺激され「Jリーグの試合の…

ボールを持たれる・持たせる

レノファ山口vs東京ヴェルディ 試合後コメント 霜田監督 -最初の20分は狙いがはまっていたと思うが、そのあと落ち着かなかった。その要因は? やられていないのに、うまく自分たちのリズムでボールが取れないときに、メンタル的にやられているかのようなダメ…

HOW THE NEW BREED OF HYBRID CENTRAL DEFENDER IS CATCHING UP TO THE GAME AROUND THEM(どうやってハイブリッド中央防衛システムの新風が周囲のゲームに追いつこうとしているのか)

みらい翻訳というのがどうやら使えるらしい。ちょろっと使ってみたが、Google翻訳などに比べると綺麗な日本語だった。 そこで、実験的に海外のサイトをみらい翻訳で訳してみることにした(今回は実験なので、不自然な文や単語もあえてそのままにしてあります…

中村俊輔式 サッカー観戦術

中村俊輔式 サッカー観戦術 (ワニブックスPLUS新書) 全然買う予定ではなかったが、ブックオフに行ったらセール価格で約500円ということもあり、買って読んでみた。 「中村俊輔の観戦術!?何か特別なことが書かれているに違いない!!」みたいにハードルを上…

指摘されるのはいつも同じ

「U-15」と「U-12」年代のサッカーで起こっている「課題が同じ」なのはなぜか? 「日本人選手の良いところは選手にスピードがあること、そして、ディフェンスのオーガナイズがしっかりできていることだと思います。 一方、ボールを扱う技術の質は非常に高い…

本当に才能だけなのか

(画像と記事の内容は関係ありません) 誰が観ても、明らかに才能がある選手がいた。 身体能力だけを武器にしていたり、ボール扱いだけがうまいだけなら私もそこまで特別には感じないのだけど、この選手は状況に応じてプレーを選択できる。 周りの友達も「こ…

試合を観ない

日本中が驚いた異例の大抜擢、プレミア王者マンCに移籍した22歳DF板倉滉にインタビュー かつてグアルディオラも監督として指揮を執ったバルセロナ(スペイン)は、お気に入りのチームだったというが、「日本にいた時は、(UEFA)チャンピオンズリーグの日程…

積み重ね

ここ数日、書くネタがなくて一日1記事書くというノルマがキツくなっている(-_-;) でも、とりあえず日記みたいな感じでも書いておく。 どんなことでも地道な積み重ねが大事と言われるが、確かにそうだなというのは子供にサッカーを教えるようになってから強く…

外国人監督とのギャップ

2019年のJリーグが開幕して早1ヵ月ちょっと。 うまくいっているところもあれば、そうでないところもあり、サポーターの心情は様々だと思う。 特に新監督(外国人)を迎えたところは苦労しているように見える。 ここ最近は過去にJクラブを率いた監督だけでな…

試合とは90分でプランニングしないといけない

今日も磐田は勝てませんでした。 まぁ、正直なところ名波体制なら降格だと思っているので、別に結果がどうなろうと驚きはないです。 さて、今日の失点もアディショナルタイムも含めると残り時間10分ほどの時間帯での失点であったため「もうちょい頑張れば…」…

育成とは?

育成とは”勝つ方法を学ぶ場所” 久しぶりに「ズドン!!」と胸にくる言葉。 スペイン人のおじいちゃんコーチ、うまいこと言うわ。 「育成と勝利、どちらを優先するべきか?」という命題を一言で解決してきた。優先も何も育成をしていれば自然と勝利を追い求め…

ボールを前に運ぶ

サッカーはゴールを奪わないと基本試合に勝てないスポーツである(PK戦のある試合を除く)。ゴールを奪うためには、相手ゴールに近づくことが非常に重要だ。なぜ近づかないといけないかというと、近い方がゴールを奪いやすいからだ。 では、どうやって前に運…

「頭を使う」とは

日本のスーパースターであるイチローが引退した。 イチローをスーパースターではないという人は一人もいないだろう。それくらいのスーパースターだ。 そんなイチローの引退会見が非常に面白かった。そんな中で非常に気になる言葉があった。 イチローが語った…

ゲームのコントロール

ホームでの清水戦、サンペールを入れてからの神戸のゲーム展開は非常に興味深かった。 1-0でリードしている状態で、明らかにそのスコアのまま試合を締めようという意図があった。 結果的には同点になってしまったが、ちょっとアクシデント的なミスでもあっ…

なぜ裏切るのだ

今節も当然のように勝てなかった磐田。 さすがに私も限界に達し、監督もコーチも解任(もしくは辞任)しろと言ってしまった。 それでも、心の拠り所はあった。「ジェフユナイテッド千葉」だ。エスナイデル監督による、機能しないハイライン。就任年数だけ重…

変化するのって難しい

ヴェルディvs栃木を観ました。 普通にいけばヴェルディが勝つだろう。あっても引き分けかなと思うような序盤だったけど、ぐちゃっとしたところから栃木が先制。「なぬっ!?」という展開だったけど、そこから一瞬に追いつき、逆転。栃木の守備も決して褒めら…

知らないだけ

日本人選手は自由に動くことを好む傾向にあるということを昨日書いた記事にちょろっと書いたが、それはそういう指導を受けてきたからなんだろうなと思っている。 指導者レベルが徐々に上がっているとは聞くが、たぶんそれは一部の意識高い集団の話で、大きく…

スペースの概念

最近思うのは、日本サッカーはスペースについて考えなさすぎなんじゃないかなと。 自由に動いてスペースを悪い意味で潰すのはスペースについての教育が足りないからなのだろう。 不良少年のままJリーガーになった男の壮絶人生……松原良香はゼロからいかに這い…

プロになるための選択肢とプロになってからのキャリア

ユベントスの育成部門ではどんなトレーニングをしているのか? GV「現時点での段差は巨大なものです。育成年代では段階的に何年もかけて選手を育てているわけですが、トップチームではすぐに結果が求められ、それによって厳しく評価されるのですから」 SB 「…

戦略と戦術

登場人物 進行:Shizuoka Brain(静岡脳) 紹介文 サッカーが好きな人。子供にもちろっとサッカー教えているらしい。 ゲスト:伊藤かりん(進行ちゃん)←あだ名の理由はググってくれ 紹介文 乃木坂46の2期生。将棋が大好き。サッカー経験者。過去にマリノスのイベ…

尖ったものよりも普遍的なものを

育成年代で「普遍的な戦術」を教えなければ、新しい環境に順応できなくなる 今一緒に戦っている選手たちは、プレーの幅というか深さ、引き出しが少ないなと感じます。この状況ではここにサポート、でも状況によってはプレーを変えるよね。と、いうような状況…

若手は試合に出てなんぼ

名門復権のカギは「個」の育成。白井裕之が語るアヤックスの発想転換 「昨シーズンはCLに出ていませんでしたし、あと1年はアヤックスでやるべきでした。今シーズン、中心選手としてCLや国内リーグを戦えば個人としてもさらに成長できましたし、選手としての…

失敗の重要性を忘れる大人

(途中出場途中交代(出場11分)という屈辱を受けたときの荒木大吾) 指導者というのは多くが大人がするものだ(若くても18歳とかだろう)。 サッカー未経験で指導者人生をスタートする人もいるが、経験ありでスタートする人の方が多いのではと思う。 私の場…