試合を観ない

板倉滉.jpg 日本中が驚いた異例の大抜擢、プレミア王者マンCに移籍した22歳DF板倉滉にインタビュー
かつてグアルディオラも監督として指揮を執ったバルセロナ(スペイン)は、お気に入りのチームだったというが、「日本にいた時は、(UEFAチャンピオンズリーグの日程も気にしないし、(同大会の)ベスト8にどのクラブが残っているかも知らなかった」と、海外サッカーを細かくチェックするタイプではなかった。
プロの選手が悪びれもなく「プロの試合とか観ないです」と発言するのは結構ある。その度に「よくまぁ、公の場でそんなことサラッと言うな。」といつも思う。 発言しているのがメッシだったり、クリロナだったり、世界最高峰のビッグクラブでバリバリ活躍している選手ならまだいい。観なくてもそのレベルまでいけるのだから。しかし、そうでない選手が「海外の試合とか観ないんですよね~」とか言っているのは「俺、サッカーを上達するための努力してないです!」と言っているようなもんだと思っている。 板倉でいうと、20歳を過ぎて仙台に来てからやっと試合に出れるようになった。努力をしていないわけはないのだが、体を動かすトレーニングばかりしていたのではと思ってしまう。 試合を観て、学べることはたくさんある。実際に体を動かすトレーニングよりも、得るものが大きい場合もある。本当に試合を観ることは上手になりたいと思っている選手ほどオススメしたい。 終わり。