フットボール(育成)

選手は成長を望んでいない?

名波体制が終わりました。 内容と結果は酷かったのですが、特に選手側から不満が漏れることはありませんでした。 そんなときふとあることが頭をよぎりました。 「選手って、実は選手として成長することを一番に望んでいないんじゃね?」ということ。 ハリル…

指摘されるのはいつも同じ

「U-15」と「U-12」年代のサッカーで起こっている「課題が同じ」なのはなぜか? 「日本人選手の良いところは選手にスピードがあること、そして、ディフェンスのオーガナイズがしっかりできていることだと思います。 一方、ボールを扱う技術の質は非常に高い…

本当に才能だけなのか

(画像と記事の内容は関係ありません) 誰が観ても、明らかに才能がある選手がいた。 身体能力だけを武器にしていたり、ボール扱いだけがうまいだけなら私もそこまで特別には感じないのだけど、この選手は状況に応じてプレーを選択できる。 周りの友達も「こ…

試合を観ない

日本中が驚いた異例の大抜擢、プレミア王者マンCに移籍した22歳DF板倉滉にインタビュー かつてグアルディオラも監督として指揮を執ったバルセロナ(スペイン)は、お気に入りのチームだったというが、「日本にいた時は、(UEFA)チャンピオンズリーグの日程…

積み重ね

ここ数日、書くネタがなくて一日1記事書くというノルマがキツくなっている(-_-;) でも、とりあえず日記みたいな感じでも書いておく。 どんなことでも地道な積み重ねが大事と言われるが、確かにそうだなというのは子供にサッカーを教えるようになってから強く…

育成とは?

育成とは”勝つ方法を学ぶ場所” 久しぶりに「ズドン!!」と胸にくる言葉。 スペイン人のおじいちゃんコーチ、うまいこと言うわ。 「育成と勝利、どちらを優先するべきか?」という命題を一言で解決してきた。優先も何も育成をしていれば自然と勝利を追い求め…

知らないだけ

日本人選手は自由に動くことを好む傾向にあるということを昨日書いた記事にちょろっと書いたが、それはそういう指導を受けてきたからなんだろうなと思っている。 指導者レベルが徐々に上がっているとは聞くが、たぶんそれは一部の意識高い集団の話で、大きく…

スペースの概念

最近思うのは、日本サッカーはスペースについて考えなさすぎなんじゃないかなと。 自由に動いてスペースを悪い意味で潰すのはスペースについての教育が足りないからなのだろう。 不良少年のままJリーガーになった男の壮絶人生……松原良香はゼロからいかに這い…

プロになるための選択肢とプロになってからのキャリア

ユベントスの育成部門ではどんなトレーニングをしているのか? GV「現時点での段差は巨大なものです。育成年代では段階的に何年もかけて選手を育てているわけですが、トップチームではすぐに結果が求められ、それによって厳しく評価されるのですから」 SB 「…

尖ったものよりも普遍的なものを

育成年代で「普遍的な戦術」を教えなければ、新しい環境に順応できなくなる 今一緒に戦っている選手たちは、プレーの幅というか深さ、引き出しが少ないなと感じます。この状況ではここにサポート、でも状況によってはプレーを変えるよね。と、いうような状況…

若手は試合に出てなんぼ

名門復権のカギは「個」の育成。白井裕之が語るアヤックスの発想転換 「昨シーズンはCLに出ていませんでしたし、あと1年はアヤックスでやるべきでした。今シーズン、中心選手としてCLや国内リーグを戦えば個人としてもさらに成長できましたし、選手としての…

失敗の重要性を忘れる大人

(途中出場途中交代(出場11分)という屈辱を受けたときの荒木大吾) 指導者というのは多くが大人がするものだ(若くても18歳とかだろう)。 サッカー未経験で指導者人生をスタートする人もいるが、経験ありでスタートする人の方が多いのではと思う。 私の場…

選択肢を増やすための当たり前の行動

健全ドイツサッカーが育成で苦戦?「儲ける」で一致団結できる強さ 川端「選択肢があるのはいいことです。今年もヴェルディユースの選手がポルトガルへ挑戦したりしていますが、そういうチャレンジは素晴らしい。ただ、日本の他のクラブからも評価を受ける立…

意識によるトレーニングの差

「まだ上手くなりたい」プロ23年目、中村俊輔を支えるモチベーションはどこから来るのか/インタビュー前編 中村俊輔が語る「リフティングは回数が大事」な理由/インタビュー後編 また、多くの親御さんが上達の目安とする「リフティング」。「うちの子、100…

ピッチのどこにいるのか

サッカーはボールを中心と見るため、どうしてもボールに直接絡んだプレーが目立ちやすい。 メッシは、オンザボールにおいて世界No.1と言っても過言ではないが、メッシほどの能力があるとボールに直接絡んでいなくても、ピッチに影響をもたらす。 バレンシア…

役割が人を形成する

田中みな実とジェーン・スー 恋愛と結婚を語る (ジェーン・スー)だから意外と男女の性差だと思ってることはほとんど役割の違いだなっていう。 これを読んだときに思ったのは、サッカーもそうだなと。 キャプテンだと思われないタイプの選手にもキャプテン…

国外基準を国内で落とし込めるのか

U-18日本代表スペイン遠征、最終戦で地元スペインに敗れて大会を終える~U-19 International Tournament "Copa del Atlantico"~ MF #10 山本理仁 選手(東京ヴェルディ) 本日の試合は優勝がかかっていたこともあり、ウォーミングアップから全員が集中して、…

GK大国ドイツから見えた日本人GK育成の可能性

日本人コーチは驚いた。「ドイツ流GK育成」の指導法は斬新だ GKはゴールのすべては守れない。ドイツ式技術理論と日本人の可能性 前後編に分かれているが、どちらもいい記事なのでおすすめです。 そんな中でも個人的に大事だと思ったことが後編に書かれていた…

サッカーとは?

サッカーって、どんなスポーツ?(※今回は11人制をベースに考えました) ・ゴールが2つある ・90分(+アディショナルタイム)の時間内で、相手より多くのゴールを奪ったチームが勝ち ・ピッチ内(サイドラインとエンドラインの内側)では、足でしかボールを…

指導者がいる環境がベストなのか

楢崎正剛、24年間の告白 「声が届かなくても声を出す」から変わったGK人生の真実 小学4年からサッカーを始め、中学からGKとなった楢崎。当時、日本サッカー界はプロリーグ設立前。育成年代でGKコーチを置くようなチームは稀だった。中学・高校と部活動の中で…