意識によるトレーニングの差

中村俊輔.jpg 「まだ上手くなりたい」プロ23年目、中村俊輔を支えるモチベーションはどこから来るのか/インタビュー前編 中村俊輔が語る「リフティングは回数が大事」な理由/インタビュー後編
また、多くの親御さんが上達の目安とする「リフティング」。「うちの子、100回できるようになって嬉しい」「リフティングが続けられるようにするにはどうすればいい?」など関心が高い個人スキルです。 サカイクでもご紹介しているプロコーチの三木利章さんらは「回数は重要じゃない」と教えてくれましたが、中村選手は「回数も大事」ときっぱり。正反対の主張ですが、その理由を伺うと、根底にある「目的」は同じでした。 リフティングで大事なのは「ボールを何回上げられたか」よりも落とさないように軸足でバランスを取る事、軸足のコントロールにあると中村選手は教えてくれました。 試合中いつでも直立でボールを扱えるわけではありません。試合で使えるボールコントロールを身につけること、それこそがリフティングの目的なのです。
どんなトレーニングでも、”試合”を意識してトレーニングをできているかで、トレーニングの質は恐ろしいくらい変わってくる。 多いのはレーニングのトレーニンになってしまうことだ。 試合への意識がなくなり、とにかくトレーニングを上手にこなそうとしてしまう。 そうならないようにするのは指導者の役目であるのは大前提だが、やはり個人で意識できるかは非常に大事である。 本当に意識の差で、同じトレーニングをしていても恐ろしいくらい差がつきます。 気をつけましょう。 それでは。