指導者がいる環境がベストなのか

KOGAPAS00331_TP_V.jpg 楢崎正剛、24年間の告白 「声が届かなくても声を出す」から変わったGK人生の真実
小学4年からサッカーを始め、中学からGKとなった楢崎。当時、日本サッカー界はプロリーグ設立前。育成年代でGKコーチを置くようなチームは稀だった。中学・高校と部活動の中でサッカーを続けてきた楢崎自身も、自分で考え、工夫した練習メニューに、日々、取り組んでいた。
「県や東海地区の選抜チームに呼ばれるので、そこでコーチに教わったことを、部活に持ち帰り、チームにフィードバック。自分で内容をアレンジしたり、チームメートを使ったり(笑)して、練習に取り入れていましたね。僕が子どもの頃は、海外サッカーの試合の放送さえほとんどなかったので、プロがどんな練習をしているのかの情報もなかった。一度、ワールドカップの特集番組で、強豪国のGKの練習風景を紹介しているシーンが放送されたんですね。その映像を何回も見て、真似していました」
環境として自分で工夫せざるを得なかった楢﨑。 この記事を読んでいて「果たして指導者は必要なのか?」と思った。 いや、当然必要なのだけど、指導者といっても質の違いは当然ある。 残念だが、年齢を重ねているだけで、指導者と呼べるレベルにない人もいるのが現実だ。 そんな人に教わるくらいなら、子供だけでいろいろと工夫しながらやった方が上達するのではと思った。 子供というのは、自分たちでルールを決めたりする。 そして、勝手にいろいろやり始める。 いろいろと問題が起きそうだが、意外とスムーズやれてしまうものだ。 そんな環境もあっていいと思う。 場所だけ提供して、基本は子供だけでやる。 指導者がいないとダメというのは大人の勝手なエゴであり、妄想だ。 大人の縛りがない環境があってもいいのだ。 それでは。