ゲームモデル、プレー原則

(この記事は2018/08/08にnoteで書いた記事です) いろいろなところで度々登場するゲームモデル、プレー原則といった用語。 これってどういう意味だっけ?という状況に結構なったりする(私だけか?)。 そんな中で、現在日本で一番質の高いサッカー記事を提供してくれているであろうボリスタさんがこれらの用語を丁寧に解説してくれている記事を載せてくれました。 戦術的ピリオダイゼーション実践編ゲームモデルは歴史や文化も含む | footballista.jp プレー原則とパターンの違いは?日本と共通するイタリアの悩み | footballista.jp 自分のために記事から引用させてもらい、すぐに振り返れるようにまとめておこうかと思う(未読の方はぜひ最初に記事を読んでね!!)。 ゲームモデル
監督のメンタリティ、クラブの歴史とカルチャー、リーグの戦術的な特徴などを反映した、ベースとなるコンセプト
トリノの場合
ミハイロビッチの哲学は常にアグレッシブかつアクティブにプレーすること(監督のメンタリティ) ・トリノの伝統は常に闘争心と最後の最後まで力を振り絞って闘うこと(クラブの歴史とカルチャー) ・セリエAは相手が守備陣形を整える前に敵ゴールに迫ることが重要(リーグの戦術的な特徴) →ボールをできるだけ高い位置で回収し、すぐに前方にプレーを展開する(ゲームモデル
ゲームモデルは「クラブに関するすべてのことを考慮して作り上げたスタイル」という感じらしい(この解釈で合っているかな?間違っていたら指摘してください!)。 確かにカペッロモウリーニョは、レアルマドリードのクラブの歴史やカルチャーに沿ったチーム作りという点で合っていなかったな(クラブの意見に沿ったチーム作りはしない監督なので、監督が悪いというよりフロント側に問題があったようにも思うが)。 結果出せばOKじゃねんだよ!!という感じはレアルサポからヒシヒシと感じたし。 結果出せばOK!!というクラブもあるだろうし、それはクラブの状況や歩んできた歴史が影響するのだろう。 プレー原則
プレーを通してピッチ上に実現すべき特定の状況
トリノの場合
攻撃 ・ボールを奪ったらすぐ前方にパスを送る ・裏のスペースをアタックする ・ボールサイドに数的優位を作る
守備 ・全員が守備に能動的に参加するためチームの利益を第一に考える献身性を持つ ・敵陣でボールを奪いショートカウンターに転じるため前に向かってアグレッシブに守備をする ・自陣に引いて陣形を固める場合は秩序とコンパクトネスを保ちボールを奪ったらロングカウンターを第一の選択肢とする
攻守の切り替え ・ハイプレスからのショートカウンター、自陣での組織的守備からのロングカウンターというセットが基本 ・敵陣でボールを奪った時、最初のパスは前方に出さなければならない ・ボールを奪った瞬間、ボールのラインより前にいる選手が間髪をいれず裏のスペースをアタックする
プレー原則については、理解できたようでできていない感じなので、とりあえず今の頭の中を棚卸ししておく(その理解違くない?と思ったらぜひ指摘を!) その前にスキーム(パターンプレー)という用語について説明をしておきます。
特定のプレーパターンのメカニカルな反復
スキームとプレー原則について、例を用いて説明してくれているので引用しておきます。 例:スキーム
[4-3-3]システムのSBがオーバーラップしてライン際を深くえぐり、そこからクロスを折り返すという状況を想定してみよう。スキームというのは、ボールを持ったアンカーが前線から下がってきたCFにクサビの縦パスを通し、CFはそれをダイレクトではたいてサポートに上がってきたインサイドMFに落とし、インサイドMFはサイドから内に寄ってきたウイングにパスすると見せかけて、それを外側から追い越して裏のスペースに走り込んだSBに送り込む―― という一連のプレーを一つのパターンとして記憶し、いつでも再現できるようにするものだ。
例:プレー原則
一方、プレー原則というのは「サイドで数的優位を作って裏のスペースにフリーで抜け出しクロスを折り返す」という状況を、その時どきの状況に最も適した手段を使って実現できるようにするものだ。上に挙げたスキームはその一つの手段であり得るが、それ以上ではないし、この手段を使わなければならないというわけではまったくない。
う~ん、わかったようでわからない(^^;) プレー原則は、「サイドで数的優位を作って裏のスペースにフリーで抜け出しクロスを折り返す」という状況をその時々の状況に最も適した手段を使って実現するということであり、スキームはあくまで手段の一つだよ!ということらしい。 とりあえず現状での、私の中でのざっくり理解だと、やりたいこと(サイドで数的優位を作って裏のスペースにフリーで抜け出しクロスを折り返す)をその時々の状況に応じて臨機応変に実現できるようにすることをプレー原則、実現のための一つの手段がスキームということになっている(この理解で合ってるのか?全然しっくりこないけど合ってる??) システム
ゲームモデルとプレー原則の2つを前提として、選手の能力や個性を勘案した上で選択
トリノの場合
4-3-3
とりあえずまとめてみたけど、全然しっくりきてないのが正直なところです\(^o^)/ もし、私のまとめを読んで「その理解違くない?」「だいたい合っているけど、こういう考えかと思います」とかなんでもいいので、意見があればnoteのコメント欄orTwitter(リプライでお願いします!引用RTだと通知がこない環境なので)に意見していただけると大変助かります!! 意見を反映して、この記事もアップデートしていきたいので、ぜひとも協力よろしくお願いいたしますm(__)m 早速ご意見をいただいたので、引用させてもらいます。