(この記事は2018/08/23にnoteで書いた記事です)
(※クラブの現状に対してピリついてる柏サポは、この記事を読まないことをおすすめします)
どうも、Shizuoka Brainです。
ここ最近の私の
Twitterを読んでいる人ならわかると思うんですけど、まぁ磐田(というか現場スタッフ)に対する不満が多い。
何年経っても気持ちサッカー全開なこと、それでいて結果が出ずに残留争いに巻き込まれていること。
特に後者に対する部分が大きい。
残留争いに巻き込まれれば、誰もが不満に思うけど、今年はいつも以上に非常事態となっている。
J2で結果を残した選手が次々とJ1クラブに引き抜かれているのである。
シーズン中であるにも関わらずである。
その結果、残留争いをしているJ1クラブサポが怯える事態となっている。
そんな中、磐田vs柏という残留争いに巻き込まれているチームの同士が行われたのである。
私は”加藤望”という男を知らなかった
下平さんが解任されてから、柏方面からチーム状況がヤバイという話だけは耳に入っていた。
コーチから昇格した加藤監督がどうも指導者としての能力が怪しいらしい。
アウェイでの柏戦(下平時代)で磐田は勝利したものの、かなり苦しめられたし、チームとして強い印象だった。
柏を継続して追っているわけではないので、下平さんの解任が正しいのか間違っているのかはわからない。
ただし磐田vs柏を観て言えることは「後任が
加藤望という状況での下平解任は間違っている」ということである。
試合内容については詳しく触れないが、チームとして整っていた柏が見事なまでに気持ちサッカー(選手の即興性に任せる)になっていたのである。
「これは酷い。。。」と他クラブのサポながら思ったが、そこに極上のスパイス(HTコメント)を加えてくる。
(以下柏公式HPから引用)
[ 加藤 望監督 ]
◆前からしっかりプレスをかけていくこと。いい守備から攻撃につなげていこう!
◆クロスをどんどん入れて中央はもっと飛びこんでいけ!
HTコメントで監督が本音を喋ってくれたり、核心をついたことをベラベラと喋らないということをわかっていながらも、これほどまでに酷いコメントは久しぶりに見ました。
まさしく気持ちフルスロットルという感じがして、むしろ清々しさを感じたくらいである。
しかし、締めのデザート(試合後コメント)がこれまた絶品だったのです。
(以下
Jリーグ公式HPから引用)
[ 加藤 望監督 ]
たくさんのサポーターに駆けつけていただいて、大きな声援を頂いて、前節に勝って、「この試合が大事だ」と選手とともに臨んだんですが、本当に残念な結果になって申し訳なく思う。でも、下を向かずに前へ進んでいきたいと思います。
--オルンガ選手とクリスティアーノ選手を投入後の攻撃の形がほとんど見えなかったが?
二人を入れて、彼らにシュートを打つという形をなかなかサイドの選手も含めて構築できなかったと思いますけど、彼らの勝利とかゴールに対する意欲がほかの選手たちに伝わって、最後まであきらめないでゴールに向かっていく形にはなったと思います。ただ、それを本当のゴールという結果に結びつけられなかったのは、まだまだやっていかないといけない課題だと思います。
--前節・FC東京戦では粘り強い守備ができていたが、今節は立ち上がりに2発やられてしまった原因は?
本当に立ち上がりの失点はゲームを通しても痛かったなと思いますし、まだまだそういうスキというか、2失点目のセットプレーにしても、そういうスキがまだまだチーム全体としてあるんだなと感じました。ただ、それを次で同じような形にならないように選手たちとともにやっていきたいと思いますし、トレーニングの中から意識してやることがこういう展開を減らすことになると思うので、痛い代償ではありますが、もう二度とああいう入りにならないようにやっていきたいと思います。
--今季、勝った直後の試合でこのような試合を繰り返してしまう原因は?
もちろん選手たちは勝つという意欲を持ってゲームに臨みましたし、やっぱりもっともっと細心の注意を払ってゲームを組み立てるところをやっていかないといけない。受けることではなくて、自分たちが積極的に守備も行きながら、うかがえるような形にしていきたいと思います。
この中で群を抜いて際立つのが
クリスティアーノとオルンガ起用後についてのコメントである。
ちょっとツッコミを入れていきたい。
二人を入れて、彼らにシュートを打つという形をなかなかサイドの選手も含めて構築できなかった
そもそも二人が入るまでのスタメンだけの状態でも構築できていませんでした。
なので、二人が入ったことで構築できたとしたら、そもそも二人をスタメンで使えよという話にもなってくる。
たぶん、加藤さんとしては二人の個人の力による打開を期待したのだろうけど、
クリスティアーノは不調気味、オルンガはジョーのような「ボール寄こせば後はなんとかするで~」というタイプではなく、チームの中の一つのピースとして使うことで生きるタイプ。
なので、無秩序な中に放り込んだところで、戦況が大きく期待できるものではなかった。
博打と言っていいレベルの采配だったと思う。
たぶん、加藤さんは次節になっても何も変わらないと思う。
悲しいですが。
雑感
ネタっぽくイジってしまいましたが、磐田サポとしては他人事のようには思えないのです。
選手時代にクラブに大きく貢献して、クラブのレジェンド的な存在の人が指導者として帰ってきて、評価が下がっていくというのは非常に寂しいことです。
ただ、明らかに
指導力が不足している(コーチ時代から怪しかった模様)ので、フロントは決断を急いだほうがいいというのが正直な意見です(他クラブサポは、誰もが続投を望んでいますが)。
磐田も残留争いを抜け出したと言えるほどの位置ではないので、他クラブを心配していられる状況ではないのですが、あまりに他人事に思えなかったので、今回のような記事を書いてみました。
それでは。