鹿島アントラーズなど

岩政大樹「ハーフタイム、僕はあまり叱らないが、カツを入れた。前半はのらりくらり時間を過ごしてしまった。結果も内容も良くなかった。今シーズンで一番悪かったと思う」
広瀬陸斗「ピッチに入った選手が判断良くやらないと。言われていることだけやっても、相手は対策しやすいですし。前半もロングボールを斜めに蹴って、すぐ跳ね返された。そういうの(指示を実行する)だけじゃなく、ピッチで選手が感じたことをやらないといけない。結果出すのは選手なので。言われている(ことをやっている)だけじゃ、勝てないですよね」
土居聖真「指示を守っているだけでは、俺じゃなくてもいい。誰が出てもいいとなってしまう。土居聖真がプレーしているんだから、自分の考え、プレーを出していかないと。チームでやろうとしていることは大前提にあるけど、今はそう吹っ切れて、自分の判断、プレーを出していこうと思っている」
この動画を見れば、なんとなく鹿島がどういうクラブで、どうやって結果を残してきたのかがわかる。 そして、そんな結果を残してきた時期も知っている鈴木優磨が現在感じていることが最後の動画の5:17~である。 ピッチ上の選手が判断するというのはもちろんそうなのだが、恐らく今の鹿島がそっちの方向に舵を切りすぎると良くも悪くも今までの鹿島になってしまうと思う。 6位より上あたりは常に狙えて、うまくいけばACL圏内も目指せるけど、”リーグ”タイトルには絡めない。 そんな状況を打開したくてザーゴを呼び、レネを呼び、そして岩政を呼んだと思っている。 ただ、動画で新たなスタイルためには我慢が必要だということが頭ではわかっていながら、結果が出ないことによるストレスは相当なものであると思う。 特に結果こそが正義と言ってしまってもいいくらいの鹿島で育ってきた選手が数人いる中で、監督が岩政大樹であっても、果たしてどれくらい我慢できるのか。 我慢した先に果たして求めているものが得られるのか。 今非常に気になるチームの一つである。 勝つことで得られることは多い。
「ここでの守備は他のチームとは異なるものだ。チームの中の自分の役割を明確にしなければならない。レアルで守備をするのは、他のどのチームよりも難しい。そして、僕は自分の役割を知っているし、その点で文句を言うことは何もない。 クラブが毎年のように成功しているのに、どうして文句を言う必要があるんだ」
<おわり>