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磐田となんとく問題が似ていそうな鹿島。 ①フロントはやりたい(理想とする)フットボールに対して現状を正しく評価できているか? ②指導陣は適切な人材なのか? ③編成は表現できる人材が揃っているのか? 今シーズン初めて神戸を見た。 大迫と武藤がフィジカルで無理が利き、マリノスの最終ラインと比較するとアバウトなボールでもチャンスに繋げる力があるように見えた。 ポゼッションのビルドアップは得意そうでない神戸としては、マリノスが最終ラインにそれほどプレッシャーをかけずにクリーンにロングボールを蹴らせてくれた前半は相当助かったのではと思う。 逆に質で勝負すると相手に分がありそうなマリノスがラインを高くして、ロングボールをクリーンに蹴らせていたのは、少々自分たちのやりたいことを押し付けすぎたようにも感じた。 2-0までは神戸は非常に強い姿であったように思うが、前半のラストに1点返したのが大きかった。 VARの恩恵もあったマリノスだが、後半は前半と打って変わってマリノスペース。 逆転は妥当だったかなと思う。 神戸は一部の日本人選手が本当にスペシャルだと思うが、そこに頼っている部分がかなり大きく、チームとして強いというより、強い個が集まって今のところうまくいっているという感じ。 結果が出るかはスペシャルな選手が離脱しないことが大前提になってくるので、なかなか危ういチームになっているなと余計な心配。 メッシの噂があるし、レヴァンドフスキもいる。 まるでお金に余裕があるみたいだ。 勝ちの魔力に抗えずに結局元いた道に戻る。 <おわり>