川崎 vs 磐田
前半
- 立ち上がりは保持も非保持も前に行く姿勢が強い。
- 先制点はリカルドの浮き球のミドルパスから。
- リカルドから松本にパスが届くまでに、他の選手がしっかり前方に走ってたのがよかった。
- 川崎の最終ラインはアバウトなボールに対して、磐田が太刀打ちできないということはなく、それによってある程度アバウトでも前に進めるという選択肢ができた。
- 磐田は442でセットして守ることが多いが、CBにはある程度ボール持たせている。
- 両CB共にスペースに運んで磐田のファーストディフェンスを動かそうという感じはあまりしなかったので、守りやすそうだった。
- ダミアンがいなくなり、ロングボールの怖さがなかったのはありがたい(ゴミスがいたら違った?)。
- 2点目の起点となった平川のアタック。
- 佐々木の走りながら佐々木の位置を確認していた。
- 佐々木が結構高い位置をとっていたので、うまくアプローチすれば外へ逃げられることはないと判断したのかも。
- 高井がマークの受け渡しをしたのはよかったのかどうか。
- 3点目のきっかけはソンリョンのロングボールを松原がヘディングで味方に繋いだとこから。
- 相手が消極的に選択したであろプレーを効果的にさせないのがよかった。
- 1失点目のきっかけは、中村のパスミスからのボールロスト(エリソン速い)。
- マルシーニョがマルシーニョしてくれたけど、エリソンが難しいボールをゴールに叩き込む。
- お高い助っ人外国人選手だと感じさせるものだった。
- 30分過ぎあたりから、持たれている感じがする。
- ボールを捨てちゃうことが増えた?
- 磐田の選手は誰もサボっていないように見える。
- ただ、余力を残さずに(今は)戦えないとも言える。
- 余力のためにも、もうちょっとボールを保持できるようになりたい。
- 終盤にボールを捨てるのが増えたのは、チームとして保持の設計がまだまだなのもあると思うが、疲れて全員がアクションできなくなった影響もあるかも。
後半
- 早い時間帯に上原のビッグチャンスをつくる。
- が、すぐにリカルドの判断ミスのパスから決定機をつくられる。
- 川崎のプレスに耐えられずに蹴っ飛ばすことが多い。
- 2失点目はまたもやセットプレーから。
- 要改善。
- ただ、この失点までの流れは保持したいけど明確にパスするところがないみたいなキックを回収されたところからなので、やはり保持して相手の勢いを殺す時間がほしい。
- 3失点目のところは、ポジションのバランスがかなり崩されている。
- 川崎がギアを上げたのもそうだが、磐田の選手の疲労もありそう。
- エリソンやマルシーニョのパワー、スピードが凄いので、ポジションのバランスを崩してしまう気持ちはわからなくもない。
- 4点目のきっかけ(となるPK)は、相手スローインを回収して、ちゃんと保持をしたところから。
- 植村のスペースに運ぶドリブルとスルーパスは凄かった(磐田に来てくれてありがとう)。
- 4失点目のきっかけ(となるPK)のリカルドのスライディングを滑らずに対応してほしかった。
- リカルドがらしくないミスが多いのは、カオスな展開、川崎の強度に慣れきっていない、疲労などいろいろありそう。
- 4点目のきっかけ(となるPK)は、難しい判定。
- 「ジャーメイがハンドなのでノーゴール→でも、その前に川崎の選手がハンドしている→PK」
- リアタイしてるときは「なんでゴールした方が不利益を得るんだよ!!」とあらぶってました(笑)
- 久しぶりに磐田の試合を見たけど、冷静じゃいられなくなるな(笑)
雑感
- 0‐3というスコアをコントロールできなかったのは大きな反省点。
- 「勝ったからOK!!」というのは無理な内容だった。
- とはいえ、勝ったという事実はとても大きい。
- でも、こんな見てて疲れる試合は勘弁して(笑)
- 神戸、川崎といった強豪相手の連戦とはいえ結果が出ないことで「本当に今のままで大丈夫なのか?」というネガティブな空気が生まれる可能性もあったわけで。
- 川崎がよくなかったという事実はありながらも、2年前のように戦術の土俵にすら上がれないみたいな感じはなかった。
- ボール保持はもっとできるようになりたい。
- 強豪相手でも、4割くらいは自分たちの意思で持ちたい。
- 新戦力の選手もうまくハマりつつある。
- マインドとしては、常にこの試合の前半くらいでいてほしい。
<おわり>