ジュビロ磐田新人選手のキャリア(2015加入・上原力也編)
2015シーズンからユースからトップ昇格でプロになった上原力也。
今や磐田の主力であり、ストーブリーグでは他クラブからオファーが来るまでの存在になっている。
上原は、ユース昇格(or高卒)にとって成功例の一つと言っていいだろう。
そんな上原の4年目までのキャリアは一つの基準となってくると思った。
なので、他の選手とのキャリアの比較の一つとしてまとめてみた。
※データは以下のサイトを参考にしています。
トップ昇格
上原力也
経歴
マーレFC→ACNジュビロ沼津→ジュビロ磐田U-18
2015
2016
2017
2018
シーズン比較(出場試合数)
雑感
2年目までは苦しみ、3年目からメンバー入りと出場試合数が増えて、4年目で一気に爆発している。
4年目までに主力になれていれば、トップ昇格でプロになってよかったと言えるキャリアだろう。
ただ、4年目で、3年目から微増だったり、それ以下だったら、シーズン後には満了であったり、他クラブへの期限付き移籍になっている可能性が高いキャリアだったとも思う。
トップ昇格や高卒の選手は、基本4年契約(大学生活4年分)が平均的だと思う。
1年目はJ2とはいえ自動昇格が目標となるレベルであり、それ以降の3年はJ1と若かった上原にとっては、試合に出るにはかなり高いハードルがあったと思う。
J1のクラブで、トップ昇格や高卒の選手が4年目までに戦力になるというのは決して簡単なことではない。
上原はそんな厳しい競争の中で、成功したパターンの一つと言えるだろう。
<おわり>