ジュビロ磐田契約満了選手(2023)Part1
Part1と書いたのは、恐らく今後も契約満了の選手が出ることが予想されるからだ。
カテゴリーが上がることと、現状の戦力を冷静に分析すると、お別れが多くなるであろうことは残念ながら避けられそうにない。
J1昇格を掴み取った選手みんなで来シーズンも戦いたいという思いはあるが、プロの世界は厳しいものだ。
思い入れに差はあれど、磐田に来てくれた選手が契約満了(0円提示)によって去っていくのは寂しいものである。
そんな思い入れのある選手たちの感想を残しておきたいと思う。
目次
針谷岳晃
まずは今年1年間、たくさんの応援本当にありがとうございました。そして、プロの選手にしてくれたジュビロには、レンタルで外に出ている期間を含めて7年間すごく濃い時間を過ごさせてもらって、とても感謝しています。
ジュビロではあまり試合に出られず、悔しい思いや苦しい思いの方が多かったです。でも優しいチームメイトの方々に恵まれてとても楽しかったです。
また、最後に昇格できたのはすごく良い経験になりました。来年はJ1で良い結果を出せることを願っています。僕も頑張ります。本当に長い間、応援していただきありがとうございました。
針谷が磐田に内定した2016年度は、針谷(昌平高校)と藤川虎太郎(東福岡高校)の2人が高卒新人として入団した。
つまり、自前のユースからは誰も昇格せずに(森岡陸の代)他のチームの選手の方がトップチームは必要だと判断したということである。
実力の世界とはいえ、何年も身近で見てきた選手よりも、そうでない選手の方が評価されるとはいうのは、当時のユースの選手のことを思うといろいろ思うところがあった。
さて、そんなことを思い出させる針谷だが、磐田ではなかなか苦労した。
キックの技術は誰が見ても非凡なものがあるのはわかった。
プロでやるには線が細すぎるが、素材としては期待させるものがあった。
ただ、個人的な感想になるが、指導者にあまり恵まれなかったと思う。
もっとキック技術以外の部分を伸ばせる環境であれば…とは思ってしまう。
今シーズン序盤は多くの試合で絡んでいたが、負傷してから居場所がなくなってしまった。
もし負傷していなかったらどうなっていたのだろう…とは思うが、復帰してからポジションを奪えなかったということは、なかなか厳しかったのだろう。
とはいえ、まだまだプロの世界でやれる選手だと思うし、いい巡り会わせがあれば本当は磐田で見たかったようなプレーが見れると思う。
磐田に来てくれて嬉しかったぞ!!
新たなチームでの活躍を期待!!
ファビアン・ゴンザレス
今シーズン絶え間なく応援してくださったすべてのサポーターに心よりお礼を申し上げます。ジュビロでの経験は素晴らしいものでした。一生の宝物として心にしまっておきたいと思います。ジュビロ磐田を愛しています。
助っ人としてはプレーぶりは物足りなかったが、なんか憎めないキャラクターの選手だった。
(みんながプレゼントしてくれたPKをパネンカで外すのカワ(・∀・)イイ!!)
恵まれたフィジカルを備えながらも、フェアにフィジカルコンタクトできずにファールを多くもらってしまったり、全般的に守備がうまくないので、スタメンとしては使いにくい選手だった。
ただ、途中から変化を加えられる選手だったのは間違いない。
もし、日本人であったら(外国人枠を使わなくていい)、減俸して、新たな契約を提示したんじゃないかと思う。
しかし、決して安い額で雇っていないであろう外国人助っ人なので、今回のクラブの決断はしょうがない。
まだまだJリーグで見たい選手ではあるが、FWであっても一定の守備力を求めるチームがほとんどだと思うので、手を上げるクラブはいないかもしれない。
ただ、ピッチ上のプレーとは裏腹に知的な面もある(下動画参照)。
次のチームで、ゴール量産できることを楽しみにしているぞ!!
<おわり>