ゼリカルドの解任報道

開幕から6戦未勝利(5分け1敗)で迎えた甲府戦は0-1で完封負けした。またしても今季初勝利を逃がし、リーグ戦は昨年から14戦勝ちなしとクラブワースト記録をさらに更新。事態を重く見たクラブが解任の方向性を固め、近日中にも最終の結論を出すとみられる。
後任は未定だが、秋葉忠宏コーチ(47)が暫定的に指揮を執る可能性が高い。ただ、大熊GMは次期監督としてJリーグでの指導歴がある外国人監督をリストアップ。既に水面下で交渉を進めている。候補にはJ1鹿島で指揮を執ったザーゴ氏や、昨季までJ1浦和を指揮したリカルドロドリゲス氏らが挙がっている。 解任となれば、5季連続でシーズン途中での監督交代。チーム編成を主導してきた同GMは今後も続投するようだが、責任を取ろうとしない現状にクラブ内から不信感を抱く声が噴出している。2019年のGM就任後、毎年残留争いに巻き込まれ、昨季は過去最高の強化費を投じながら2度目のJ2降格。もっとも、同GMを招聘(しょうへい)したクラブの鈴木健一郎会長が任命責任を追及されても不思議ではない。
試合後、報道陣に囲まれた大熊GMは現体制の継続について、曖昧な言葉を残した。複数のJリーグ関係者の話を総合すると、リカルド監督が解任された場合、秋葉忠宏コーチ(47)の昇格を軸に、他のJクラブで指導経験がある外国人監督を複数リストアップしているという。  シーズン途中に監督交代となれば5年連続。そもそも昨季終盤7試合を勝ちなしで終えたリカルド体制の維持を決めたフロントの責任が問われるのは間違いない。1月の新体制会見で山室晋也社長(63)は「今年結果を出すことが一番の責任の取り方」と明言。大熊GMは「強い育成型クラブにしていくことが重要」と語っていたが、現状は育成どころかJ3降格の危機さえある。クラブ内からは「任命した人間の責任はどうなっているのか。これで次の監督も大熊GMが決めるのはおかしい」との声も漏れる。毎年のように繰り返される“お家騒動”に、いい加減終止符を打つべきだ。
今日の午前中にリリースされたわけだが、正式なリリースはなかった(出ると思った)。 清水サポの感想をいくつか覗いたが、監督を解任すればOKという感じではないっぽい。 監督が問題であればわかりやすくていいのだが、そうでない場合は複雑だ。 秋葉コーチを暫定監督にしたら結果は改善しそうだが、ここ数年繰り返している解任ブーストによる短期的な成果を得る代わりに根本は何も変わっていないため次のシーズン苦労するというループは抜け出せなさそう。 ここ数年の清水の印象だと、何もかもが嚙み合っていない感じがする。 お金を使って補強というバックアップしているのにそれが現場でハマっている感じがしない。 本当に現場と連携がとれているのか? とれていたとしたら、それに応える力がフロントスタッフにないのでは?という感じがする。 みんな一生懸命やってはいるのだろうけど、違う方向に向かって走っている。 でも、それを指摘できる人間もいないみたいな。 いきなりクラブの体質が改善するということはないので、恐らくリカルドは解任されて、秋葉コーチが暫定監督になるのだろう。 そして、3試合で勝ち点6、7あたりを獲って正式に監督になりそうな気がする。 <おわり>