東京vs横浜FC、スペイン人監督

開幕戦の浦和戦以来に見た。

相変わらず「これアルベルのチーム?」みたいな戦いっぷりらしい(開幕戦もそんな感じだった)。

この試合もそうなるかと思ったが、思ったより全然よかった。

(相手が横浜FCだからうまくいったという可能性も大いにあるし)怪我の功名かわからないが、松木や安部がいない中盤やルーキーの俵積田はうまく回っているように見えた。

アルベルのやりたいことには俵積田の方がよさそうだった。

次節の対戦相手が名古屋なので、名古屋相手に今日のような内容で戦えたら、(アルベルが監督をしているという意味で)希望が見えてくるかもしれない。

そんなアルベルと同じスペイン人監督のポヤトスやラバインは苦労しているようだ。

雑に書いてしまうと個人戦術が足りていない選手が多いらしい。

ガンバがこの問題にぶつかることは容易に想像できたが、徳島も苦労するとは。

ただ、ラバインが昨シーズンまでのベースを引継ぎながらも、縦の早さも加えていくみたいな発言をしていたのは不安要素ではあった。

その要素自体が悪いわけでなく、それを求めた際に昨シーズンまでのボールを保持しながらゲームをコントロールするという部分が薄れて、オープンに殴り合うみたいな展開になってしまうのではと。

ラバインとしては、プラス要素のつもり、望んでいない形にチームが進んでしまうみたいな。

一部の徳島サポの感想を見ていると、どうもそんな感じになっているらしい。

日本フットボールとスペインフットボールは、恐らくフットボールの性質としては、相当違う部類になると最近は感じているので、これをクリアしてチーム強化をするのは相当大変だろう。

<おわり>