小川大貴 昨シーズンの残留争い中のチーム状況について語る

《期間限定公開》ZISO TALK #12 「フットボールにおけるチームワークの性質」

※・動画内で、文脈に影響しないと判断した部分(主に相槌)は省いています。

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(書き起こし部分:14:45~17:45)

(大記)亮もね、去年うち(磐田)にいて、3人でこう…いっしょにやっていたわけだけど。残留争いしている中でやっぱりこう、その中でもチームワークについてやっぱり感じることもいろいろあったと思うんだけど。(大貴)どう、そこら辺は?

残留争いの中で感じた大貴の悩み

(大貴)そうですねぇ、今山田さんも言いましたけど、僕たち去年すごい降格(残留)争いをして、結果J2に降格しましたけど、その中で僕はすごく勝つためのチームワークというか、まぁ全然その当時のジュビロには全然足りないと思ったし…それをどうしたらいいのかっていうのはその当時、今もまだわかんないですけど、その答えが見つけられなかったというのが一番の悩みで。特にそのとき感じたのがチームが絶対的に残留したいっていう目標がある中で、僕自身もすごく絶対残留したかったし、絶対落ちたくない気持ちの中で必死にプレイしましたけど、もちろん僕から見てですけど、そうじゃない選手ってのはたくさんいたし、そういった選手が僕はすごく簡単に言ったら気に入らなくて。

 それは感情論だったりするのかもしれないんですけど。大学時代とかキャプテンとかやらせてもらっている中でも、そういった選手を少しでも引き上げたいというか、いっしょになって同じ目的、目標に向かってやっていく仲間として、取り込んでその目標に目掛けてまたいっしょにやっていきたいという気持ちがすごく強くて。

 でも、その当時実際山田さんにもこういう話をすごいたくさんしている中で、あんまりそこにとらわれ過ぎる必要はないっていうのは、すごく言われて。でも、僕はとらわれずにいられないというか、山田さんからしたらそこにとらわれることでメンタリティがブレたりして、自分のパフォーマンスに影響が出るくらいだったら、そこにとらわれずに自分のプレイに集中した方がいいんじゃないかっていうのは言われて。それはわかっているんですけど、わかってはいながらも、そこに割り切った残留をできるほど強いチームではないし。本当に全員の力あってなんとか残留できるかできないかのレベルだったと実際思ってるんで。

 だからこそ、その術というか…術じゃないけど、チームワークっていうのは組織としてそこの少なからず生まれてくる、そこのジャンルってか、その分類の人たちをどうやって引き上げるかってのがすごく悩みでした。

<書き起こしおわり>