昌子源に直撃。「なんでトゥールーズに来たんだよ!?」“野望のない”クラブで抱く覚悟とは
入団早々、昌子はチームメイトに、「おまえ、優勝経験あるのか?」と聞かれたそうだ。
「あるよ、カップ戦とかアジアを入れて6、7回くらいかな…」と答えると、全員が「ほんとかよ! おまえすげえな~!」と驚き、「なんでトゥールーズに来たんだよ!?」という勢いだったという。
「日本人選手と外国人選手の違いは?」という問いに対してよくある答えの一つに「ハングリーさ」がある。
特にわかりやすいのはサッカーで成り上がらないと生きていけないというほどの選手だ。
サッカーが大好きでサッカーで大活躍したいとどれだけ願っていても、生き死にが掛かっている選手とのハングリーさは比較できるものではない(ただ、ハングリーさの大小だけでは選手の価値は決まらない)。
欧州や南米の選手はどの選手もハングリーであり、向上心が高い集団かと思っていた。
しかし、
トゥールーズが特別なのかはわからないが、そうでない選手がいることもこの記事でわかった。
日本で育った昌子の方が勝ちに対して貪欲であり、鹿島時代とのギャップに苦しむというのは、個人的には想定していなかった苦しみだ。
欧州とのレベル差はまだまだあるけど、勝ちに対してハングリーなることや、勝者のメンタルというのは日本にいながらも育むことができるのかもなとも思いました。
それでは。
(2019/03/04 関連する記事があったので、リンクを張っておきます)
昌子源がフランスで大切にする事。「ここは鹿島ではないと割り切る」