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「みんな終わったら“良かった、良かった”って。手のひら返しは今回も同じだった」「メディアのスポーツ部は分析を」東京オリンピックを終えて麻生財務相
10日午前の記者会見で東京オリンピック閉幕後の世論調査への受け止めを問われた麻生太郎財務大臣は「ころっと手のひらを返すんじゃないかなと思ってたら、今回も同じだったというのが感想です」とコメントした。
記者からの質問に「“やったらよかった”という答えの方が多かったんじゃないの」と指摘した麻生財務相。「あんた、57年前は生まれてないんだろうけど、昭和39年に東京オリンピックがあったんですよ。その前の、東京のオリンピックが決まった頃の新聞を読んでご覧よ。今は簡単に読めるだろ?朝日新聞も含めて“オリンピック開催は恥ずかしい”と書いてあったんじゃないの?  俺たちはその頃は学生だったから、新聞を結構読んでいたんですよ。まだ読む習慣がありましたから。反対が圧倒的に多かった、60数%。みんな終わったら“良かった、良かった”って書いてたけど、いつ転向したの、あれ。やる前は、みんな反対。57年経って、今回も全く同じ傾向だったんじゃないのかなと」。  麻生大臣は続けて「今回はメダルの数は合計で58だったかな、金メダルの数も、上から3番目ぐらいに多かったのかな。強化策をいろいろやらせていただいたけど、例えば女子のバスケット、アメリカでもやっていた、極めて優秀な花形選手の渡嘉敷選手が右膝前十字靱帯で戦線離脱したが、それでも2番目(銀メダル)。アメリカとは平均の身長差が10センチくらいあると思いますけど。うまくいった共通点を調べてみたら?どうして強くなったんだと思う?コーチですよ。実に人を選んでいるよ。卓球でもなんでも外国人のコーチを採用したり。そういう決断をしたのは橋本聖子強化本部長だったと思っていて。  スポーツ部は、せめてその点の評価をすべきなんじゃないの?テレビ朝日はスポーツ部は持ってるの?ぜひ意見を聞かせてもらいたい、次の記者会見に来るんだったら、俺にその報告をしてくれよ。スポーツ部がどんな分析しているんだか。全くしていないところもあるよ。名前は言わないけど、ある新聞社の記者はキョトンだもんね。選手しか見ていない。コーチを見ないと、スポーツの強化というのはできないんですよ。まあ、オリンピックに行ったことがない人がオリンピックの話をしてもね。オリンピックに行った人、強化した人の話をもう少し、記者をやってんだったら少し調べた方がいいよと、私は思いますね」と話していた。 麻生大臣は1976年のモントリオール大会にクレー射撃の日本代表選手として出場している。
言っていることは全う。冬だったり3年後は変わっているかな? アングル:ケイリンで勝てない日本、外国人コーチが植えた「種」
ベトゥは、全国に点在するプロの競輪選手から候補者を静岡県の伊豆ベロドローム(五輪会場)に集結させ、練習量より効率を重視するトレーニング法を導入。日本チームで長年行われてきた何時間も練習するやり方を変え、短時間で集中するようにメニューを変えた。ケイリンは短時間の勝負だからだ。 意識改革にも取り組んだ。「若い日本人選手が世界で戦うと、外国人選手に比べて体格や力で劣ると思い込んでしまう」とベトゥは話す。「海外の選手は、準備の面で優れているだけ。私のこの5年間の仕事は、外国人の方が強いという思い込みを取り去ることだった」という。
チャリダーという自転車番組で知っていたコーチ。フィジカルについて、日本人は日本人のことを正しく評価できていないのではと感じる。 <おわり>