早いもので百年構想リーグも折り返しとなりました。
ご存知の通り、磐田は9試合目にして90分で初勝利しました。
レギュラーシーズンであれば発狂もののシーズンになっておるところです。
とはいえ、イレギュラーなシーズンでも勝つことは嬉しいものです。
さて、区切りのいいところで、選手の出場時間を記録しておこうかと思います。
私は編成について意見をすることが割と多いと自認しております。
その一つとして、選手を過度に抱えることに否定的な意見を言うことが多いです。
その要因はいろいろあるのですが、一番の理由は試合に出れない選手を生み出したくないということです。
究極の理想は20人でシーズンを運用できればいいと思っています(当然、様々な理由でそんなことが無理なことを承知で)。
それくらい、試合に出れないという存在を生み出したくないのです。
9試合終えた時点で、選手たちがどれほど”公式戦で”プレーできているのか確認しておきましょう。
※ポジションは3421想定。
※データの参照元(Soccer D.B. : 2026 ジュビロ磐田)
CB
| 選手名 | スタメン | 途中出場 | サブ | 出場時間 |
| 川島 永嗣 | 9 | 0 | 0 | 810 |
| 阿部 航斗 | 0 | 0 | 6 | 0 |
| 西澤 翼 | 0 | 1 | 3 | 0 |
| 三浦 龍輝 | 0 | 2 | 0 | 0 |
| 中島 佳太郎 | 0 | 0 | 0 | 0 |
過密日程がほとんどないシーズンにおいて、5人ものGKを抱えてどうするのかと注目していたが、現状は川島がフル出場となっている。
シュートストップ能力はもちろんだが、リーダーシップであったり、チームにおける影響力の大きさを考えれば、川島を起用していることに不満はない。
しかし、一方で百年構想リーグですら使われないとなると、他の選手はなかなか厳しいなとも思ってしまう。
コロコロ変えるポジションでないことや、チームが全然勝てないためそういった冒険ができなかったという理由があることは承知しているが、他の選手も見たいという気持ちも正直ある。
川島はシュートストップにおいて文句はないのだが、守備範囲は広くないため、最終ラインの背後のケアが得意でなかったり、キックの配球が苦手なため、川島からのキックが次の攻撃に繋がりにくかったりする。
この問題に関しては、川島が加入してからずっと抱えていることであり、結局どちらをとるかということになる。
現状、シンプルにゴールを守れることが最優先になっているため、少なくとも百年構想リーグ中に川島のポジションが揺らぐことはなさそうだ。
CB
| 選手名 | スタメン | 途中出場 | サブ | 出場時間 |
| 山﨑 浩介 | 9 | 0 | 0 | 810 |
| 植村 洋斗 | 8 | 0 | 0 | 671 |
| ヤン ファンデンベルフ | 6 | 0 | 0 | 540 |
| 森岡 陸 | 4 | 1 | 1 | 366 |
| 上夷 克典 | 3 | 2 | 3 | 236 |
| 甲斐 佑蒼 | 0 | 0 | 1 | 0 |
| 江﨑 巧朗 | 0 | 0 | 0 | 0 |
江﨑の大怪我の影響がなければ補強しなかったと思われる山﨑がフル稼働。
ビルドアップ能力はそれほど高くないが、それ以外のCBとしての能力は、動きの鈍かった今冬の市場で、よく補強できたなと思うレベルの選手だと思う。
甲斐は、TMなんかで見る限りは、まだまだ鍛える必要がありそう。
U-18では、チームの絶対的ディフェンスリーダーだったのに、プロになったら序列で一番下になるのだから、恐ろしい世界である。
植村は非常によく頑張っているが、今の磐田だとネガティブな特徴が出てしまうことが少なくない。
直近の甲府戦だと、森岡がいるけど植村をCBとして起用していることからも、志垣監督の評価はかなり高い。
おそらく、保持したときのバランスを考えての起用だと思うが、現状だと総合的にバランスを考えると上夷や江﨑を起用できるのが一番かなと思う。
いわき戦で中盤で起用されていたが、そっちの方が特徴が出るかもしれない。
磐田がもっと保持でゲームをコントロールできるチームであれば、442のSBも全然いいとは思うが、今の磐田の3421なら中盤が一番のように見える。
江﨑の回復状況や上夷の稼働率によっては、夏に動くポジションかもしれない。
WB
| 選手名 | スタメン | 途中出場 | サブ | 出場時間 |
| 吉村 瑠晟 | 6 | 0 | 3 | 491 |
| 川崎 一輝 | 3 | 5 | 6 | 412 |
| 松原 后 | 2 | 1 | 2 | 202 |
| 増田 大空 | 0 | 2 | 4 | 28 |
| 西久保 駿介 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 川口 尚紀 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 為田 大貴 | 0 | 0 | 0 | 0 |
松原の離脱の影響が大きいが、大卒ルーキーの吉村が出場を伸ばしている。
身体能力にかなり頼ってきたと思われるプレーが度々見られるが、そうなるのも仕方ないと思ってしまうような身体能力をプレーで見せてくれている。
長いこと松原の左サイドを見ていたため「それ追いついちゃうのか」と思うことは少なくない。
ジャンプ力もあるため、サイドで的になれるのは大きい。
SBよりもWBの方が特徴が発揮しやすいように見える。
甲府戦の一輝のパフォーマンスは攻守において素晴らしく、しばらくはこの2人がスタメンだと思われる。
川口と為田がTMで復帰しており、やっと選手層に厚みが出てきそうだ。
高卒ルーキーの増田は、少ないプレー時間の中で、印象に残るプレーはしている。
吉村同様にプロレベルだと、現状SBとして起用するには守備面での怖さがあるが、WBであれば、特徴であるクロスであったり、ボールを持つことにストレスを感じないという部分がポジティブに働きそうに見える。
為田や川口が本格的に復帰すると、ベンチ外が増えるかもしれないが、今後が楽しみな選手である。
CH
| 選手名 | スタメン | 途中出場 | サブ | 出場時間 |
| 金子 大毅 | 9 | 0 | 0 | 797 |
| 井上 潮音 | 5 | 3 | 4 | 439 |
| 上原 力也 | 3 | 2 | 2 | 231 |
| 藤原 健介 | 0 | 4 | 9 | 90 |
シーズン前は「このポジション選手多すぎだけど、どうするの?」と思っていたが、CHかと予想していた選手は他のポジションで使われたり、怪我で離脱したりで、まさかのカツカツ運用となった。
出場時間からしても、金子は絶対的な存在だが、理由としては他の選手と特徴が被らないというのが大きいのではと思う。
攻守において広範囲に関われる点は、他の3人にない特徴である。
金子が抜けたらだいぶキツイので、似たタイプの選手は補強しておいた方がいいと思っている。
現状はそんな絶対的な金子と誰を組み合わせるかとなっている。
復帰した甲府戦の力也のパフォーマンスを見る限り、少なくとも次節は金子と力也の組み合わせになりそうだ。
力也と潮音はかなり接戦でポジション争いをしているが、健介はやや厳しい。
途中出場のプレーを見る限り、守備におけるプレーが淡泊(に見える)で、パスやセットプレーのキックの特徴を生かしたいと思えるほどのプレーはできていない。
アカデミー育ちで、個人的思い入れとしては、絶対に主力として躍動するところを見たいと思っているのだが、期限付き移籍した北九州や栃木で主力として起用されても、この感じだと、ちょっと厳しいのかな…という考えも生まれてきてしまった。
植村を中盤に戻すとしても、金子と競争できる選手の補強が必要なポジションかなと思う。
ST
| 選手名 | スタメン | 途中出場 | サブ | 出場時間 |
| 角 昂志郎 | 9 | 0 | 0 | 658 |
| グスタボ シルバ | 7 | 2 | 2 | 553 |
| 川合 徳孟 | 4 | 3 | 3 | 371 |
| 佐藤 凌我 | 2 | 6 | 7 | 253 |
| 相田 勇樹 | 2 | 3 | 3 | 125 |
| ポラメート アーウィライ | 0 | 1 | 5 | 4 |
| 石塚 蓮歩 | 0 | 0 | 2 | 0 |
| 小池 直矢 | 0 | 0 | 1 | 0 |
3421に当てはめると大所帯となってしまったST(セカンドトップ)。
現状は角とグスタボがファーストチョイスだが、甲府戦で角が肩?の負傷で途中交代してしまった。
交代で出場した徳孟のパフォーマンスがよかったことが好材料だが、チームキャプテンが離脱となれば、かなり痛い。
個人で状況を打開できる特徴の特別指定の小池くんは楽しみな存在だが、残念ながら初めてベンチ入りした甲府戦でデビューとはならず。
甲府戦までは、凌我や相田といったどちらかという目立った穴はないけど、尖った特徴がある選手を負けている状況で使う選択肢がない編成であった(凌我や相田の能力が低いとかでなく、この状況ならこういう選手が欲しいという特徴の選手がいないということ)。
ポラメートと蓮歩は、おそらく守備面での問題で基準値に届いていないと思われる(そこを考慮しても、起用しようと思う攻撃力がないとも言える)。
新シーズンで小池くんがどれくらい磐田に招集できるのか、それと現在大怪我で離脱している大卒で内定している東海大の松橋くんもこのポジションで起用されるタイプかと思うので、仮に新シーズンも3421をメインになるのであれば、編成の整理がかなり必要なポジションかと思う。
FW
| 選手名 | スタメン | 途中出場 | サブ | 出場時間 |
| 渡邉 りょう | 5 | 4 | 4 | 438 |
| ペイショット | 3 | 6 | 6 | 385 |
ビルドアップのメインがダイレクトなロングボールが増えたため、直近の2試合でペイショットの序列が上がったポジション。
チームでチャンスを量産できているわけではないので、彼らだけの責任ではないが、9試合で2人のゴール数が1(渡邉)なのは寂しい。
今のスタイルで昇格を狙うとなると、大きく投資する必要性のあるポジションかと思う。
わかりやすく言うと、ルキアンのように背後にランニングしてカウンターを完結できたり、簡単に失わずにボールキープができて、味方を助けられる選手。
できれば、守備意識も高い方がいい。
昨シーズンもそうだったが、良くも悪くも状況によって使い分けをしないといけなく、絶対的なFWが存在しなかった。
ジェイ、アダイウトン、川又、ルキアンなど、強いときは軸になるFWが存在する。
ここは特に編成がミスできないポジションだと思う。
雑感
810分出ている選手もいれば、未だに0分の選手もいる。
コンディション不良の選手は仕方ないにしても、コンディションに問題がないのに試合に出れない選手がいるというのは辛いことだ。
どんなチームでも、そういう選手は出てきてしまうものだが、その人数はできる少なくしたいものだ(少なくとも磐田では)。
磐田は一時紅白戦もできないくらいの離脱者が出てしまい、それでもギリギリ選手を揃えられたのは多くの人数を所有していたからだと言えなくはないが、ここまで離脱者が出てしまうのはイレギュラーだし、こんなに怪我人が出てしまうの運以外に理由があるのでは?と思わなくもない。
以前他の記事でも書いたが、今でもトップチームは23~25人くらいいればいいと思っている(U-21は考慮しない)。
おそらく、今シーズンが終わったときに(離脱者が大量に出るがない限り)出場時間に大きな変化はそれほどないと思う。
プロの世界はそういうもんだと言われたら、そうかもしれないけど、そういう選手は減らしていこうぜとやっぱり思うのでした。
<おわり>