ジュビロ磐田の守備について考える その1

開幕戦を見て

「(今後も)厳しい戦いになるやろう」

と想像はしていたが、さすがに8試合で90分の勝ちが0は想像しておりませんでした。

タイトルに”その1”と書いたのは現段階でうまくまとまっていないけど、とりあえず頭の棚卸しを少しずつしようと思い、今後も書くことを一応前提として”その1”としました。

とりあえず頭の整理をしたいという気持ちが強いので、話がうまくまとまってなかったり、結論が書いてあるみたいなことは期待せずに読んでいただけたらと思います。

ジュビロ磐田の今シーズンのテーマが”守備”

jubilo-iwata.co.jp

――志垣新監督に託した思いは

昨シーズンの我々のフットボールは、アタッキングフットボールでスタートしました。攻撃面での成果というのは、ある一定の得点を重ねることが出来た一方で、守備面の課題が多く残り、守備面の弱さが最後の成績、結果に現れてしまった非常に悔しいシーズンとなりました

そこを我々も強く反省点を持って臨んでいますし、選手、スタッフそれぞれも課題感を持って、悔しい思いを持って新しいシーズンに臨んでくれると信じております。そういったメンバーをこのチームに残して戦ってもらうということで、このスカッドになりました。

このチームのウィークのところを志垣監督が必ず整えてくれて、守備強化に努めて守備の土台をもとに、これまで積み上げてきたアタッキングフットボールを表現する。攻守においてバランスの良いフットボールで勝ち点を積み重ねる

先程も言いましたけれども、成長と勝利を強く追い求めてジュビロ(=歓喜)を表現していきたい。クラブフィロソフィーにある「夢と感動を 共に」に必ず繋がると。その思いを常に大切にして、今シーズンこのメンバーと進んでいきたいなと考えています。

藤田俊哉SDは以上のように語っています。

”守備”というワードはかなり曖昧な表現です。

なぜならフットボールは攻守において繋がっているから。

ただ、今回は失点数に注目した場合の磐田の守備について考えてみたい。

 

昨シーズンだけが失点数が多いわけではない磐田

とりあえず藤田SDが来てからの磐田の成績は以下の通りです。

※2022/9に就任しているため、実質的に影響があるのは2023からと判断し、2023からの成績を載せました。

シーズン カテゴリー 順位 得点数(順位) 失点数(順位)
2023 J2 2位 74(3位) 44(4位)
2024 J1 18位 47(13位) 68(20位)
2025 J2 5位 59(3位) 51(15位)

得点数と失点数のバランスがよかった2023だが、カテゴリーが上がったことで、得点数が27も減り、失点数は24も増えています。

そういうチーム状況の中で、攻撃に定評のあるジョン・ハッチンソンが2025の監督に就任し、得点は奪えるが、失点が多すぎるというチームになったのは、必然の結果だったのかと思う。

このデータだけでは、カテゴリーの違いはあれど、悪くない時期もちゃんとあるという印象なので、Jリーグの公式に載っていた2018まで振り返ってみたい。

シーズン カテゴリー 順位 得点数(順位) 失点数(順位)
2018 J1 16位 35(17位) 48(14位)
2019 J1 18位 29(17位) 51(16位)
2020 J2 6位 58(6位) 47(8位)
2021 J2 1位 75(1位) 42(7位)
2022 J1 18位 32(14位) 57(20位)

※2018、2019、2022は18クラブ

※2020、2021は22クラブ

過去8シーズンを振り返っても、失点数から見た場合、磐田が特別守備で優れていたであったという時期は存在していない。

昇格がマストの目標になるJ2というカテゴリーでも、トップ3に入ったことは一度もない。

このことから、何が言いたいかというと磐田は失点を減らすということを守備として考えた場合、継続して守備に対して何かをやり続けてきたという事実は、残念ながら存在しなさそうということだ(少なくとも表面上は)。

これだけ安定感がないということは、クラブとしては守備に対して、本質的にそこまで大事に考えていない、もしくは考えることができないクラブなのかもしれない。

<おわり>