【ジュビロ磐田】ストーブリーグの動きと百年構想リーグと26-27

12月からちまちま書いていたら、気づけば開幕まで3週間を切っておりました。

このまま下書きで眠りそうな気もしたので、とりあえずリリースしてしまおうと思います。

そんな感じなので、いまいち内容がまとまっていない部分も多々あるかと思いますが、開幕前の何かしらのエッセンスになればいいです。

ストーブリーグの動向

IN

選手名 契約形態
甲斐 佑蒼 トップ昇格
増田 大空 新加入(高卒)
吉村 瑠晟 新加入(大卒)
山﨑 浩介 新加入(完全移籍)
植村 洋斗 復帰
中島 佳太郎 復帰
西久保 駿介 復帰
藤原 健介 復帰
川口 尚紀 完全移籍
井上 潮音介 完全移籍

OUT

選手名 契約形態
中村 駿 契約満了
リカルド・グラッサ 契約満了
ウェベルトン 契約解除
吉長 真優 完全移籍
朴 勢己 期限付き移籍
杉本 光希 期限付き移籍
ブラウン ノア 賢信 契約満了

それを踏まえての現在の編成が以下の通りです。

Pos. 選手名 備考
GK 川島 永嗣 契約更新
GK 阿部 航斗 契約更新
GK 三浦 龍輝 契約更新
GK 西澤 翼 契約更新
DF 川﨑 一輝 契約更新
DF 森岡 陸 契約更新
DF 松原 后 契約更新
DF 江﨑 巧朗 契約更新
DF 上夷 克典 契約更新
DF 川口 尚紀 完全移籍
DF 甲斐 佑蒼 トップ昇格
DF ヤン ファンデンベルフ 契約更新
DF 吉村 瑠晟 新加入(大卒)
MF 金子 大毅 契約更新
MF 上原 力也 契約更新
MF 為田 大貴 契約更新
MF グスタボ シルバ 契約更新
MF 井上 潮音 完全移籍
MF 川合 徳孟 契約更新
MF 角 昂志郎 契約更新
MF 石塚 蓮歩 契約更新
MF 相田 勇樹 契約更新
MF 倍井 謙 期限付き移籍
FW 渡邉 りょう 契約更新
FW マテウス ペイショット 契約更新
FW ポラメート アーウィライ 契約更新
FW 佐藤 凌我 契約更新
GK 中島 佳太郎 復帰
DF 西久保 駿介 復帰
MF 植村 洋斗 復帰
MF 藤原 健介 復帰
DF 川口 尚紀 完全移籍
MF 井上 潮音介 完全移籍
DF 増田 大空 新加入(高卒)
DF 山﨑 浩介 新加入(完全移籍)
DF 松田 和輝 加入内定(2027/1)
MF 松橋 啓太 加入内定(2027/1)

35人(加入内定2人)。

 

百年構想リーグと26-27の日程

さて、通常であれば、2025シーズンの戦いぶりから、今冬のストーブリーグの評価をするとこなのですが、今回のストーブリーグは特殊で、シーズン移行のために百年構想リーグという特別リーグがレギュラーシーズンの間に挟まることになりました。

まずは百年構想リーグと26-27シーズンの日程を確認しておきます。

百年構想リーグ
項目 詳細 日程 備考 試合数
明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグ ラウンド 2月7日(土)・8日(日)~5月23日(土)・24日(日) ※各日程については金曜開催の可能性もあります 18
明治安田J1百年構想リーグ プレーオフ ラウンド 第1戦 5月30日(土)・31日(日) ※各日程については金曜開催の可能性もあります 1
明治安田J1百年構想リーグ プレーオフ ラウンド 第2戦 6月6日(土)・7日(日) ※各日程については金曜開催の可能性もあります 1
明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグ ラウンド 2月7日(土)・8日(日)~5月23日(土)・24日(日) ※各日程については金曜開催の可能性もあります。 18
明治安田J2・J3百年構想リーグ プレーオフ ラウンド 第1戦 5月30日(土)・31日(日) ※各日程については金曜開催の可能性もあります。 1
明治安田J2・J3百年構想リーグ プレーオフ ラウンド 第2戦 6月6日(土)・7日(日) ※各日程については金曜開催の可能性もあります。 1

 

26 - 27
項目 詳細 日程 備考 試合数
第1節 明治安田J1・J2・J3リーグ 2026年8月8日(土)・9日(日) *7日(金)の開催可能性あり 38
最終節(第38節) 明治安田J1リーグ 2027年6月5日(土)・6日(日)  
最終節(第38節) 明治安田J2・J3リーグ 2027年5月22日(土)・23日(日)  
J1昇格プレーオフ 準決勝 2027年5月29日(土)・30日(日)   1
J1昇格プレーオフ 決勝 2027年6月5日(土)・6日(日)   1
J2昇格プレーオフ 準決勝 2027年5月29日(土)・30日(日)   1
J2昇格プレーオフ 決勝 2027年6月5日(土)・6日(日)   1
J3・JFL入れ替え戦 第1戦 2027年5月29日(土)・30日(日)   1
J3・JFL入れ替え戦 第2戦 2027年6月5日(土)・6日(日)   1

 

百年構想リーグは4ヶ月で20試合という日程です。

ACL組を除けば、一か月に5試合ペースで進むため、日程は比較的余裕があります。

遠征の移動範囲もそれほど広くないため、レギュラーシーズンに比べると肉体的、精神的ダメージは比較的少ないと思われます。

なので、百年構想リーグ”だけ”を考えれば、通常よりも編成は少なくても問題がない、むしろ多いと出れない選手が増えて、それだけマネジメントが難しくなるという不安要素が生まれます。

しかし、一方で、今シーズンは1.5シーズンという考え方も存在します。

遅くても6/7に百年構想リーグは終わり、早ければ8/7に26-27シーズンが開幕します。

通常であれば開幕の一か月半ほど前からプレシーズンが始まることを考えると、2週間前後の休暇で、シーズンインするのではないかと思われます。

そうなると、通常よりもシーズンインするまでのストーブリーグの期間が短くなります。

当然クラブは、できるだけシーズンインと同時に選手を揃えておきたいはずです。

そうなると、百年構想リーグが終わってから補強に動くよりも、百年構想リーグ前の今冬のストーブリーグのうちに26-27シーズンを見据えての編成をしてしまうというのも一つの考え方ではあります。

ただ、先ほども書いたように選手をレギュラーシーズンのように抱えると出場機会の少ない選手が増える可能性があるというデメリットもあります。

 

昇格も降格もないシーズン

Jリーグを戦う上で、クラブ強化のための大きな壁になるのがリーグ昇格と降格というレギュレーションです。

これがあるために本来やりたかったを捨てざるを得なくなったというクラブは珍しいことではありません。

しかし、百年構想リーグには昇格も降格もありません。

それによって、チャレンジがしやすいという意見もあります。

ですが、特別リーグとはいえ公式戦であり、観客はお金を払って試合を見るわけです。

良くも悪くも満足度に大きく影響してしまうのが”結果”という存在です。

「内容は悪くないけど、10試合勝ち星なし。でも、内容は良いから来シーズンの土台作りはできている。」

そんな風に受け入れられるかといえば、多くの人が受け入れられないと思います。

さらに言うと、百年構想リーグで結果が出ないことで、選手に不信感を生む可能性もあります。

それによって、夏に移籍したいと思わせてしまう可能性も0ではありません。

レギュラーシーズンと全く同じようなシーズンになるとは思いませんが、特別リーグだからといって、シーズン中の動きが大きく変わるかといったら、そうは思わないというのが個人的な意見です。

 

U-21 Jリーグ

もう一つ考えないとならないのが、U-21 Jリーグの存在です。

www.jleague.jp

■大会構想(2025年5月27日時点/今後変更となる可能性有)

⑴概要
・名称:U-21 Jリーグ(仮称)
・有観客での開催および全試合インターネット配信
・2027/28シーズン頃までは、様々な緩和措置を設定(選手年齢/試合会場等)

⑵開催時期
・2026/27シーズンに開始
・8月から9月頃に開幕し、4月頃に閉幕
・土曜日から月曜日の開催を基本とする

⑶大会方式
・東西2リーグ制
・同リーグ内でのホーム&アウェイ(2試合)+他リーグとのホームorアウェイ(1試合)
・各リーグ上位によるプレーオフを実施

⑷大会レギュレーション
・エントリー上限:18名(交代上限7名)
・外国籍枠:3名(ただし、トップチームと同様に「Jリーグ提携国」として定める国の国籍を有する選手は外国籍選手として取り扱わない)
・監督ライセンス:JFA Aジェネラルライセンスコーチを必須とする
オーバーエイジ(OA)枠
-年齢制限なしのOAと22歳、23歳を対象とするU-23 OAの2種類を設定
-理想形をOA 3名まで+U-23 OA 3名までとし、3シーズン目(2028/29シーズン)までにこれを目指す
-初年度(2026/27シーズン)は次の通りとする
推奨基準:OA 3名まで+U-24 OA 4名まで(各クラブはこの基準を目指してチーム編成を行う)
必須基準:OA 6名まで+U-24 OA 4名まで(必ず満たさなければならない基準)
※推奨基準に満たない試合において、当該チームはU-21選手の先発4名を義務とする

⑸試合会場
2026/27シーズンにおいては、全て推奨基準とし、必ず満たすべきものとはしない。
・推奨基準
-天然芝もしくはJリーグが認めたハイブリッド芝
-更衣室やチームドクターの治療環境等の確保
-有観客(メインスタンド/バックスタンドの設置が望ましい)
-適切な位置に試合放映用のカメラが設置できる
-適切な位置にパートナー広告看板を設置できる
※本基準を満たせない場合は、目的を達成できる大会になるかという観点で、参加クラブによる実行委員会(仮)で事前承認を行う

 

 【公式】「U-21 Jリーグ」創設を決定- 東西2リーグ制で2026/27シーズンに開始、11クラブが参加 -:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

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出場機会が少なくなりがちな若手選手のために作られたのがU-21 Jリーグです。

初年度こそはOA枠が広いため大会名にあるようなU-21の選手を多く集める必要性はありませんが、OA枠の選手のためのコンディション調整の場になってしまっては、U-21に参加した意味がなくなってしまいます。

U-21 Jリーグに参加するために安くないコストは発生するわけなので、コンディション調整の場になるのであれば、そもそもOA枠となる選手を多く抱えずにU-21 Jリーグにも参加しない方がクラブとしては賢い選択とも言えます。

磐田はU-21 Jリーグに参加するため、これに向けての編成も考えなければなりません。

クラブの考えとしては、U-21はアカデミーの最高峰と考えているようです。

U-21 Jリーグが始まりますが、クラブのアカデミーの最高峰として位置づけて、全ての成長をそこに集約して、そこから、もちろんトップチームで活躍して、その先の挑戦もそこから出ていくようなサイクルが構築できれば、我々の考えているところにたどり着けるんじゃないかなと。

U-21 Jリーグでプレーする選手たちが強い気持ちを持って、自分の成長、トップチームでの活躍、その先の活躍、飛躍というのを意識してプレーできるような環境を我々が作っていく。U-21 Jリーグは新しいリーグなので、走りながら考えていかなければいけない部分がたくさんあると思うが、監督、コーチングスタッフ、トップチームマネジメント部のメンバーと進むべき道というのを協議しながら修正も加えて、より良いものを作っていく。

そんなリーグにしたいと考えています。

引用元:2026 新体制発表記者会見|ジュビロ磐田

この発言を鵜吞みにすると、U-21の編成の基本ベースは「プロ契約済みの21歳以下の選手」と「(ユースカテゴリーではやや物足りなそうなor上のレベルを体験させることで飛躍的に伸びそうな)アカデミーの選手」になっていきそうです。

現実的にはOA枠に当たる選手のコンディション調整の場になることはあるとは思いますが、多くのOAで編成される状況は望んだ状況ではないと思われます。

ただ、トップ昇格や高卒の選手を多数抱えるというのはリスクやコストも掛かるし、U-21に起用できるほどアカデミーの選手がどれほどいるのかという疑問もあります。

アカデミーの最高峰というのは理想的なことではありますが、現実的にOAを多く使わずに運用するのは非常に難しそうというのが正直なところです。

藤田SDが「U-21 Jリーグは新しいリーグなので、走りながら考えていかなければいけない部分がたくさんあると思うが」と述べているので、理想と現実にぶつかなりながら、作り上げていくのかなと思います。

 

移籍市場の期間

登録ウインドー/追加登録期限
登録ウインドー:1月12日(月)~4月8日(水) *1回のみ
追加登録期間:5月1日(金)まで

引用元:【公式】2026特別シーズンにおける特別大会について:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

既にストーブリーグがほぼ終わったような感覚がありますが、実際には市場は全然開いています。

例えば、2月、3月の2か月で10得点したFWがいたら、4月に引き抜こうと思えばできてしまうのです。

余程の活躍をしない限りは、多くのクラブが夏まで静観するとは思いますが、夏まで待ってたら争奪戦になると判断したクラブが動く可能性は十分ありえると思います。

 

今冬のストーブリーグの動き

外国籍選手

今冬の具体的な動きとしては、リカルド・グラッサとウェベルトンの退団のみで、新加入はありませんでした。

これは現戦力に一定の満足があるという面もあるとは思いますが、今夏のストーブリーグがメイン市場と考えているのではと思っています。

特に外国籍選手に関しては、主に欧州リーグのクラブの契約切れのタイミングと合うため、金銭的な面でも今冬に獲得するよりも費用を抑えられたり、同じ金額でも今冬に獲得するよりも質の高い選手が手に入る可能性が出てきます。

選択肢が広がるという意味で、今回は動かなかったのではないかと思われます。

 

日本人選手

今冬の補強はCBの山﨑のみでした。

これは江﨑が長期離脱したことによる補強であることは明白で、仮に江﨑の離脱がなければ、補強0であった可能性もあったと思います。

日本人選手に関しては、どうしても必要な選手であれば、今冬に動くべきだと思いますが、基本はいる選手にチャンスを与える方向でもいいと思っています。

磐田は26-27(2027/1)に加入する大卒の選手が3人もおり、大学の活動の兼ね合いは必要ですが、そういった選手を大きく活用することも一つの手だと思います(残念ながら松橋は大怪我で百年構想リーグでの合流は難しそうです)。

トップ昇格と高卒の選手も3人おり、そういった選手にチャンスを与えるのも重要だと思います。

 

 

イメージとしては1.5シーズンで薄っすら考えつつも、0.5を戦うという感じで、26-27の編成については、今夏に固める方針でいいのかなと思っています。

日本人選手、外国籍選手に関わらず、今夏に主力メンバーが引き抜かれるという可能性も十分あります。

磐田は引き抜く立場でもあり、引き抜かれる立場でもあります。

そう考えたときに長いスパンを考えての編成は難しいのではと思っています。

また1.5であると考えて、ここで編成を整えすぎると、0.5で自分たちのやりたいことを他のクラブに必要以上に露呈してしまうかもしれません。

百年構想リーグでは凄い内容も結果もポジティブだったのにレギュラーシーズンになったら、全然うまくいかないという状況になる可能性もあります。

磐田は今夏がメイン市場と考えていることは今冬の移籍市場の動きからも明白なので、多くをさらけ出すという状況にはならないかと思います。

 

編成

現状磐田が登録上使える選手は33人です。

※画像には西岡と桑原が表記されていますが、画像作成後に2種登録と特別指定はシーズン毎に更新しないといけないと知りました。1/19現在は登録のリリースはないので、いないものとして考えてください。

江﨑が百年構想リーグ期間中の復帰が難しいことを考えると、34人が試合に使える選手です。

選手たちを3つのシステムに当てはめてみたのが以下の画像です。

1-4-4-2

1-4-2-3-1

1-3-5-2

とりあえず当てはめてみましたが、編成が整っているとは言い難い状態だと思うのが正直なところです。

気になった点をいくつかピックアップして取り上げます。

 

5人体制のGK

レギュラーシーズンでも、3番手までチャンスが訪れるのかがわからないのがGKというポジションです。

日程が厳しくないことを考えると、レギュラーシーズンのようなGKの起用の仕方をするとレギュラーの1人だけで足りてしまう可能性もあります。

おそらく、そういう起用の仕方をしないチームがほとんどだとは思いますが、それでも多くの選手を抱える必要性はそれほどないと感じていました。

磐田は、ここ3年でアカデミー出身の大卒GKを3人獲得しています。

そのため、世代交代はある程度進めないといけないことを考えると、三浦か川島とお別れをして、4人体制で進めるかと予想していました。

しかし、蓋を開けてみれば、両者とも契約更新をして、5人体制となりました。

コンディション不良のトラブルが起きない限り、5人全員にチャンスを与えるということは現実的ではないと思うので、どういう考えで5人体制にしたのかは気になるところです。

 

選手層の気になるCB

江﨑が長期離脱のため、実質CBは5人体制です。

そのうちの2人がプロでどれほどやれるか未知数な甲斐であること、怪我の多い森岡であることを考えると、やや不安を感じる編成です。

江﨑の長期離脱、リカルド・グラッサの契約満了によって昨シーズンの主力が2人いないので、そう感じるのも仕方ないと思っています。

今いる選手が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることが理想ですが、今夏に補強が行われる可能性がそれなりにあるポジションだと思います。

 

大量のCH

昨シーズンも開幕前に感じていたこの問題が今シーズンも起きました。

ただ、昨シーズン謎だったのが最終的にこのポジションの人が足りなくなりました。

選手のタイプもやや偏りがあり、金子のようにフィジカル的にやや無理が利くタイプの選手が少なく、技巧派と言われそうなタイプの選手が多いです。

非保持のときにどんなに賢くプレーしていようとも個人の能力に依存しないといけない状況は起きてしまうので、広範囲に間に合うことができるタイプの選手が少ないのはやや不安です(相田がもしかしたら同タイプなのかもしれないですが)。

現状のCHの編成で不安なのは、非保持のときの耐性が大丈夫なのかというところです。

非保持に強い耐性のある編成ではないことは現場がよくわかっていると思うので、それが百年構想リーグで改善できる問題だとなるのか、やはり補強して入れ替えないとダメだとなるのか判断されるのかなと思います。

 

川合徳孟をどう活かすか

現在U-23アジアカップを戦っている徳孟。

そのプレーぶりはイニエスタに似ており、プロ2年目と言えども、じっくり育てようと言っていいタレントではないのかなと思っています。

昨シーズンと日本代表でのプレーを見ていると、トップ下とインテリオールが活きるポジションなのかと思います。

徳孟だけのことを考えれば、433のインテリオールが一番やりやすそうです。

U-23アジアカップで、WGとして起用されてのプレーを見ましたが、サイドアタッカーというタイプではないけど、スタートポジションはサイドに張ることを求められているようで、慣れの問題もあるかもしれませんが、窮屈そうにプレーしていました。

ポジションチェンジしながら、相手の起点をズラしながらであればWGというポジションでも問題なさそうですが、中央でプレーするのが得意な選手がサイドラインを背にしてプレーするのは勿体ないように見えました。

志垣監督の磐田だと、使われ方次第ですが、ボランチ、SH、(トップ下的な)FWあたりが適性ポジションとなりそうな感じがします。

得点に直結するプレーができる選手だと思うので、SHやFWで保持時はある程度自由に動くことを許容されてプレーするのがいいように思います。

 

FWの得点力とプレスのバランス

昨シーズン絶対的な選手が定まらなかったFW。

得点力だけを考えればペイショットなのですが、そうすると非保持のバランスが悪くなります。

バランスを考えると渡邉、佐藤凌我が序列の上になってしまうのは昨シーズン監督が変わっても同じでした。

補強はなかったポジションなので、現状は選手の奮起に期待するしかありません。

ただ、期待はしつつも、過度な期待が危険なことも長いことチームを見ているとわかってきたことです。

ジャーメインのように突然大量得点することもありますが、選手の成長が補強というのは危険です。

ペイショットが得点力を維持しながらも突然めちゃくちゃ走るようなるとか、渡邉や佐藤凌我がストライカー化するとか、そうなることを期待はしますがそうならない可能性の方が高いかなと思っています。

昨シーズン出番のなかったポラメートや実質プロ1年目の蓮歩が新たなエッセンスを加えてくれる可能性の方が高いかなと思っています。

正直なところ給与が高い(と個人的に予想している)ペイショットは、契約満了して、新たなストライカーを連れてくるのかとも思っていましたが、少なくとも半年は様子見することになりました。

相当ハイレベルなポジション争いでない限り、絶対的な軸が必要なポジションなので、今いる選手が相当頑張らないと夏に補強が行われるのではと思います。

 

倍井の期限付き延長

昨シーズンJ2の中でも際立ったパフォーマンスだった倍井。

個人的に倍井が新シーズンも磐田にいる可能性は極めて低いと思っていました。

その理由は以下の通りです。

  • 所属元の名古屋のカテゴリーがJ1。
  • 新たな監督(ミシャ)で新シーズンを迎えること。
  • 現在24歳。
  • 名古屋のアカデミー育ち。
  • 期限付き移籍していた名古屋の選手の多くが戻っていた。
  • 仮に名古屋で居場所がないとしても、J1の他のクラブからの需要が全然ありそう。

極めて0に近いくらいだと思っていたので、倍井のこの決断は非常に驚きました。

リリースの際の倍井の磐田側のコメントは以下の通りです。

期限付き移籍で来た選手であるにも関わらず、勝手ながらにたくさんの愛を皆さんから感じていました。感謝の気持ちでいっぱいです。
引き続き、共に戦わせてください。
よろしくお願いします。

引用元:倍井 謙選手 期限付き移籍期間延長のお知らせ|ジュビロ磐田

リーグのカテゴリーは選手にとって凄い大事な要素ではありますが、自分が強く必要とされるも物凄い大事な要素なのだということがわかります。

少なくとも、倍井はそこの部分に強く魅力を感じたようです。

磐田目線で言えば、このようなことが起きるのは大変嬉しく感じることでした。

しかし、名古屋側のリリースコメントを読んだ際に違う視点も生まれてきました。

グランパスの成功をいつも願っています。僕もひたむきに頑張ります。応援しています。

引用元:倍井 謙選手、ジュビロ磐田へ期限付き移籍延長のお知らせ|ニュース|名古屋グランパス公式サイト

正直、初めて読んだときは「これだけ?」と思いました。

アカデミーで6年間育って、大学経由で戻ってきた選手の多くは、クラブに対する愛がかなり強いです。

そういった選手の多くは「もっと成長して、〇〇(所属元のクラブ名)で活躍できるように頑張ります。」といった所属元で将来的に活躍することを誓って出て行く印象が強いです。

しかし、倍井のコメントはめちゃくちゃあっさりしていました。

もちろん、深い意味はなく、余計なことは言わない方がいいと判断してのコメントという可能性もありますが、それにしてもあっさりしすぎていると感じました。

磐田で頑張りたいという思いが強いということであれば、磐田サポとしてはこれほど喜ばしいことはないのですが、一方でアカデミー育ちであろうと、扱い方次第では心が離れていく可能性があるということは理解しておかないといけないと思いました。

 

井上潮音の完全移籍

こちらも個人的に完全移籍の可能性は高くないと感じていました。

井上潮音の理由は以下の通りです。

  • 昨シーズンは広島移籍一年目で、所属元との契約が残っている。
  • 所属元はJ1で戦う。
  • CHの選手数は足りている。
  • CHには藤原、植村といったクラブとして育て上げたい選手がいる。
  • アカデミーに似たタイプであるトップ昇格が期待される西岡健斗がいる。

昨シーズンのPOの徳島戦のパフォーマンスを見ていると、ただの技巧派プレイヤーでなく、ハードワークもできる選手で、もちろん残ってくれれば戦力としては非常に大きいと考えていましたが、編成のバランスとコストを考えたときに可能性は低いと思っていました。

そのため完全移籍がリリースされたときは驚きました。

本人も自身の年齢(28)で、1年半J2で戦うことに迷いはあったようですが、それ以上に磐田で戦うことに魅力を感じてくれたようなので、かなりの覚悟があっての決断と思われます。

 

川口の完全移籍

昨シーズン、RSBとしては一番バランスのとれていた選手だと思いました。

怪我がなければ、フル稼働していた可能性も高いと思います。

しかし、それでも川口を新シーズンも残す可能性はそれほど高くないと思っていました。

理由は以下の通りです。

  • 31歳と年齢がやや高い。
  • コンディション面でやや不安がある。
  • 2027/1に大卒でRSBができる選手が2人加入してくる。

RSBが本職なのが西久保のみで、プロでRSBの経験があるのが植村、川崎、為田とかなり尖ったタイプであることを考えると、川口の獲得は当然と思う人もいると思いますが、個人的には将来的な編成のバランスを考えたときに可能性はそれほど高くないと考えていました。

ただ、百年構想リーグだけを考えれば、現状川口を含めてRSBは2人しかいないので、大きな補強と言っていいと思います。

 

雑感

とりあえず今冬のストーブリーグを見ていて、思ったことを書きました。

正直なところ、かなり動きがなかったので、例年に比べると面白みに欠けるとは思いました。

ただ、シーズン移行に向けて、磐田は大きく変わる状況なので、そこも考えながら、いろいろと妄想するのは楽しかったです。

最近、編成の人数ははどれくらいが適正なのかという話題がありますが、それは別記事で書こうかなと思っています(未定)。

<おわり>