磐田の夏の移籍市場と現状の編成

「編成について、つい最近書いたばかりじゃね?」という感じがするが、それもそう。

まだ特別登録期間の記事を書いてから、1ヶ月ほどしか経っていない。

gorillasoccer.hatenablog.com

とはいえ、夏の移籍市場も開き、磐田でも既にインもアウトも発生している。

ということで、現状起きている移籍と編成をまとめておく。

※最終更新日8/21

 

INとOUT

IN

ポジション 選手名 特記事項
DMF 井上 潮音 トップ下も可
WG グスタボ・シルバ  
FW ブラウンノア賢信 WGとシャドーも可
井上 潮音

実績十分の実力者が広島から加入。

今シーズンは横浜FCからステップアップする形で広島へ移籍。

しかし、広島での出場機会は非常に限られており、出場機会を求めて磐田への移籍となった。

中盤をメインとする選手で、磐田の編成を考えると、おそらくボランチ起用がメインだと思われる(トップ下もできる)。

特徴からして、ライバルは力也や徳孟になりそう(金子のライバルが本当は欲しい)。

 

グスタボ・シルバ

ブラジルセリエAで実績十分の助っ人WG。

実績だけでいえば「なんでJ2のクラブに!?」というレベルの選手。

個人的にブラジルセリエAのクラブの主力級は実力が相当高いと思っているので、期待しかない。

まだ27歳で、大怪我しなければ数年の活躍が期待できる。

スピードがあり、独力で状況を打開できるタイプ。

ジョルディのボールを持ったときのクオリティに文句はないが、ネガトラや非保持のときの危機感は物足りなさを感じている。

そこもできるタイプなのか、ジョルディ同様に持ったときに輝く尖ったタイプなのかは現状わかっていない。

 

ブラウンノア賢信

岡山から加入したFW。

189cmと長身だが、ボックスストライカーやポストプレーに秀でたタイプではないらしい。

どちらかというと動きながらプレーに関与することが得意で、FWとして覚醒する前のジャーメインのような印象。

移籍したジョルディとタイプは全く違うが、WGもできるらしい。

磐田でいうと川崎のようなイメージかもしれん。

馬力はかなりありそうで、ジョルディにはなかったものをチームにもたらしてくれそうである。

 

トップ昇格・加入内定選手
ポジション 選手名 所属チーム 学年 加入時期 特記事項
OMF 石塚 蓮歩 磐田U-18 3年 2026  
CB 甲斐 佑蒼 磐田U-18 3年 2026  
SB 桑原 航太 関西大学 3年 2027/1  
CB 松田 和輝 順天堂大学 3年 2027/1 SBも可

 

OUT

ポジション 選手名 移籍先 契約形態
WG 古川 陽介 SVダルムシュタット 完全移籍
SB 西久保 駿介 相模原 育成型期限付き移籍
DMF 植村 洋斗 新潟 期限付き移籍
WG ジョルディ・クルークス 横浜F・マリノス 完全移籍
古川 陽介

期限付き移籍先のクラブから契約満了が発表されたのに、長いこと磐田側からは何もリリースがなかったから、移籍先を探しているんだろうなーと思っていたが、行き先はドイツ。

完全移籍なので、契約上は磐田と完全にお別れとなった。

WGというポジションが存在する今の磐田でどれくらいやれるのかは見てみたかったが、このまま磐田に合流すると2シーズンちゃんとしたオフをなく過ごすことになってしまうので、秋春のリーグに移籍するのがベストだったかと思う。

仮に磐田でやることになっても、コンディション調整で、今シーズン終わるという可能性も全然ありますからね。

活躍次第では半年でステップアップできちゃうような環境だと思うので、スタートからガンガン活躍して、どんどんビッグになってほしい。

そして、体が全然動けるうちに帰ってきてくれたら嬉しいね。

 

西久保 駿介

非常にポテンシャルの高い選手だが、西久保の特徴と今の磐田のやり方がなかなかハマらない状況だった。

メインの433だと、SBとして保持の面での影響力が物足りなく、WGとしては競争のスタートラインにも立てていない印象だった。

WBが一番現実的だが、今の磐田ではあくまでオプションの一つなので、なかなか難しい。

ベンチ入りを考えても、特徴から川口が優先されそうだし、新加入のヤンが複数ポジションできるので、さらに厳しい状況になったと思う。

相模原は、WBがあるようなので、西久保の特徴が活きると思う。

あくまで現時点では磐田にハマらなかっただけなので、年齢からしても、成長の余地はまだまだある。

J3で、違いを見せるようなプレーを期待したい。

 

植村 洋斗

昨シーズンは大卒1年目から多くの試合に出場し、今シーズンは更なる躍進が期待された。

本人はボランチで勝負したい気持ちが強く、そのことはジョンにも開幕前から伝えていた。

しかし、前半戦はボランチに計算できる選手が複数人揃っている一方、RSBの人選に苦しむクラブ事情から、昨シーズンやっていた植村をRSBとして使うことに。

ビルドアップ能力は非常に高く、植村がSBにいることでビルドアップは安定した。

一方、非保持におけるデュエルや対人は得意でなく、そこがボランチとSBのポジションにおいて絶対的になれなかった理由でもある。

ボランチにおいては力也と金子が頭一つ抜けており、そこに植村とややタイプの似ている井上潮音が加入。

RSBには、為田と川口がいて、植村は3番手。

ライバルとなる選手のパフォーマンス安定しており、序列がいきなり変わりそうな状況ではなかった。

そんな状況で、上のカテゴリーでボランチで勝負できるとなれば断る理由はないし、クラブとしても引き留める理由がない。

期限付き移籍なので、そこはとりあえず一安心(そのまま買取もあるので、完全に安心はできないが)。

正直、プロのカテゴリーでボランチとしてどれくらいやれるかは未知数なので、新潟でどんなパフォーマンスを見せるのか非常に楽しみ。

磐田側の勝手な目線でいえば、たくさん経験積んで、来シーズン磐田にめっちゃ貢献してください。

 

ジョルディ・クルークス

以下の記事で触れています。

gorillasoccer.hatenablog.com

 

編成

内訳

32人(プロ契約 27人 + 特別指定 2人 + 2種登録 3人)

実質起用できる人数(8/21現在) 29人(32人 -  1人(🤕ケガ)- 2人(🧑‍🎓特別指定))

※特別指定は常に帯同していないため。

ヒルはほぼ移籍確定とみなし、リストから外しました。

ポジション 選手名 特記事項
GK 川島 永嗣  
GK 阿部 航斗  
GK 三浦 龍輝  
GK 西澤 翼  
CB 甲斐 佑蒼 🧑‍🎓2種登録
CB 森岡  
CB 江﨑 巧朗  
CB リカルド・グラッサ  
CB ヤン・ファンデンベルフ  
CB 上夷 克典  
SB 吉村 瑠晟 🧑‍🎓特別指定
SB 桑原 航太 🧑‍🎓特別指定
SB 松原 后  
SB 川口 尚紀  
SB 為田 大貴  
DMF 西岡 健斗 🧑‍🎓2種登録
DMF 井上 潮音 🆕新加入
DMF 金子 大毅  
DMF 上原 力也  
DMF 中村 駿 🤕ケガ
DMF 相田 勇樹  
OMF 石塚 蓮歩 🧑‍🎓2種登録
OMF 川合 徳孟  
OMF 角 昂志郎  
OMF 倍井 謙  
OMF 川﨑 一輝  
OMF グスタボ・シルバ 🆕新加入
FW 渡邉 りょう  
FW マテウス・ペイショット  
FW 佐藤 凌我  
FW ポラメート・アーウィライ  
FW ブラウンノア賢信 🆕新加入

前回のブログを更新したときは、実質起用できる人数が当時2人だった2種登録を含めて23人だった。

新加入選手と怪我人の復帰によって、選手層の不安はだいぶなくなった。

なかなか軸が定まらないFWを除けば、予算など総合的に考える現時点での補強の必要性はあまり感じない。

ただ、スカッドは小さい方がいいと言っていたジョンの発言からはやや外れる人数になっているのは気になる。

ルヴァンと天皇杯の敗退によって、出場できる選手も固まりつつある。

この人数を抱えることがクラブにとっても、選手にとってもベストなのか?といえば、おそらくベストではない気がする。

最近の磐田は、選手は公式戦に出てなんぼという価値観が強いため、何があるかわからない的な考えで選手を保有しようとはしない。

そう考えると、今後何人かアウトになるかもしれない。

江﨑が次節に復活できることを前提とするが、CBあたりは一人は移籍するかもしれない。

あるとすれば、上夷、森岡、リカルドあたりか。

上夷は、現状CBとしては序列が一番低いと思う。

かといって、能力が低いわけではないので、ベンチやベンチ外にしておくのはもったいない。

森岡は、今シーズン多くはない出場機会ながらも、成長を非常に感じる選手の一人。

それだけにこちらもベンチを温めることが多いのは非常にもったいない。

リカルドは、主力として活躍しているが、真偽は不明だがトランスファーマーケットによると、今シーズンで契約が終了するらしい。

ヤンの加入によって、リカルドの存在はアンタッチャブルなものではなくなっていると思う。

磐田が契約更新を望まないということを除けば、フリーで出て行かれて、他クラブと契約されてしまうというのは一番起きて欲しくないことなので、ビジネス面を考えると、オファーがあれば考慮する可能性は十分あるのではと思う。

※追記 8/21

ジョルディが移籍し、左利きのWGはいなくなってしまった。

433ベースを変えないとすれば、グスタボか賢信を右WGにするかもしれない。

トップ下はグスタボか角だろう。

ジョルディが移籍したことで、WGのポジションが存在するシステムに固執する必要もなくなったと思う。

3421というオプションも十分機能しそうな編成にも見える(もしかしたらこちらの方がハマる可能性も)。

 

まとめ

国内市場が閉まる当日にジョルディを引き抜かれたが、戦力はほとんど維持することができた夏の移籍市場となった。

ジョルディの記事でも書いたが、ジョルディの移籍はネガティブなことだけではないと思う。

移籍に関しては欲を言えばキリがないが、やれることはやってくれたんじゃないかと思う。

次編成について触れるのはシーズンが終わった後になるでしょう。

そのときにはJ1で戦うための編成について書けていたら嬉しい。

 

<おわり>