早いものでシーズンの半分が終わった。
このタイミングで選手の出場時間を比較することで、いろいろ見えてくるものがあるのではと思い、グラフにしてみた。
グラフを眺めながら、個人的な感想を書いていこうかと思う。
GK
- 半分を終えて、1000分を超えている選手がまさかの0。
- ルヴァンと天皇杯を含めてなので、かなりバラついているのがわかる。
- 阿部の方が川島よりもリーグ戦の出場時間が長かったのは意外だった。
- 三浦が負傷してからの川島が安定していたため、川島の方が全然多いと思ってた。
- 印象って怖い。
- 他のポジションにも言えるけど、仮にルヴァンで早々に負けていたら大幅に出場時間が変わっていただろう。
- FC大阪に辛勝であったことを考えると、あそこの頑張りはマジで大きかった。
- そう考えると、ルヴァンは勝ち上がりたかったし、天皇杯も勝ち上がらないといけなかった…
- 西澤は、1年目でとりあえず試合に出れてよかった。
CB
- 江﨑とリカルドがぶっちぎり。
- 特に江﨑のリーグ戦の出場時間は際立っている。
- 補強した強化部超優秀。
- ジョンの就任よりも早く決まっていたはずなので、監督との巡り合わせの運もある。
- 運、超大事。
- ビルドアップどうなん?という感じだったリカルドは、結局長時間出ている。
- 劇的に良くなったわけではないが、ビルドアップ面での成長も感じられる。
- チームメイトを鼓舞する姿や愛媛戦の先制点を見ると、まだまだ必要な存在だなと思わせられる。
- 上夷は、湘南戦の退場のイメージがあるが、初めて見たときは江﨑と非常に安定したパフォーマンスで、好印象だった。
- 特にビルドアップ面では当時リカルドよりも圧倒的に安定していて、しばらくはこの2人がスタメンになりそうだと思った。
- 怪我しちゃったのがねー。
- 陸はルヴァン勝ち上がりの恩恵を大きく受けた選手の一人だと思う。
- めっちゃ成長している。
- 勢己はプレーする姿を1回は見れてよかった(高知で頑張れ)。
- ジョンが天皇杯のときに出たアカデミーの選手は良かったと言っていたので、甲斐くんは良かったのだろう。
- 磐田はU-21への参加が決まっているので、トップ昇格する可能性は十分ありそう。
- 主力としての活躍が期待されたヒルがまさかの出場時間0。
- ルヴァンのときにアップで怪我してなかったら違う世界線があったのかな…(移籍濃厚)
SB
- 松原がぶっちぎり。
- ゴールとアシストの数字がもっと多かったら文句なしだったけど、これだけ稼働しているだけでも十分合格点だと思う。
- あとは、為田、川口、植村で満遍なく分け合っている感じだが、最近のパフォーマンスだとやや為田が抜け出してきている。
- ただ、川口のパフォーマンスも悪くなく、逆転はいつでも起きるくらいの差。
- 植村はコンディションを整えよう。
- 西久保はSBというよりも、WBやWGでの出場が多め。
- 現状、めちゃくちゃハマっているという感じもしないので、リーグ戦に絡みにくくなっている。
- ただでさえリーグ戦の出場時間が少ないのにヤンの加入で、さらに減るかもしれない。
- まだ若くポテンシャルの高い選手なだけに今シーズン夏以降も磐田に置いてていいのか迷うところ。
- 吉村くんは、本人も自覚があるようだけど、非保持のときの振る舞いがまだまだ怪しい。
- でも、馬力のあるスピードは大変魅力的。
- ガンバ戦のゴールで磐田サポに一気に名前を売った。
DMF
- 我らの力也がぶっちぎり…かと思いきや、中村もかなり出ている。
- リーグ戦だけでいえば、金子よりも全然多くてビックリ。
- 金子はルヴァンにめちゃくちゃ出ているので、ここで大きく成長したのだろう。
- やはりルヴァンは勝ち上がりたかった…
- 相田はよくわからんコンディション不良で今シーズン一度もプレーを見れていない。
- これだけ長いとクラブが公式にリリース出しそうなんだけど、何も出ない。
- 原因不明の痛みとかなんかな?
- 中村と相田が負傷離脱中で、ボランチ全然おらんやんけ!!という状況で出てきたのが磐田U-18所属の現役高校2年生の西岡くん。
- ジョンがプレーぶりをかなり評価しているようで、天皇杯はスタメン起用、愛媛戦はベンチ入りさせた。
- 磐田が急激にチームスタイルをアスリート志向やロングボール志向にしない限り、トップ昇格する可能性が高いと思われる選手。
OMF
- ジョルディがめちゃくちゃ稼働している。
- 倍井もめっちゃ稼働している。
- この2人がコンディション崩さずに出ているのが磐田にとって相当大きい。
- 角のパフォーマンスに不満はないが、出場時間からしても、まだ絶対的にはなれていない印象。
- 状況によっては凌我や渡邉をスタートでは使う感じがする(愛媛戦みたいに)。
- 絶対的な存在になれるかどうかは、ゴールとアシストの数字の部分だけだと思う。
- 川崎は決して多いとは言い難い出場時間の中で、数字を残していて、チーム内の存在感をどんどん強めている。
- 仙台戦の決勝点となるアシスト、清水戦の同点ゴール、大宮戦の同点ゴールのアシストといった、試合結果に直結する数字に絡んでいるのが凄い。
- 昨シーズン非常に苦しんだ選手というのをチームメイトもわかっているからか、川崎が活躍すると非常に喜んでいる印象がある。
- 愛媛戦のゴール後は、川島がわざわざ走り寄っていたのも印象的だった。
- 徳孟のパフォーマンスは、今シーズンのサプライズの一つだと思う。
- トップ昇格1年目で、639分は立派。
- 1年目だと、リーグ戦にベンチ入りするだけでも、めっちゃハードル高いからね。
- 小さい体で、飄々とプレーする姿は、本当にイニエスタみたいに見えるときがある。
- このまま順調に育ってしまうと、長くてもあと2年くらいしか磐田では見れないかもしれない。
- 個人的にかなり前から激推ししている石塚くん。
- たぶんトップ昇格するだろう。
- あのサイズで、左利きで、スピードあって、パンチ力のあるシュートができる。
- とりあえず今シーズンは、プリンスリーグで得点王とプレミア昇格を目指そう。
FW
- 出場時間トップはペイショット。
- ここ最近はベンチスタートなので、ちょっと意外だった。
- 他2人と比べるとプレスの強度が落ちるため、なかなかスタートから使いにくくなっている。
- ただ、8得点とチーム内得点王。
- ここ最近はチームメイトもペイショットの使い方をわかってきたのか、ふんわりクロスからペイショットがねじ込むゴールが続いている。
- たぶん、GKが触る以外にあれやられたら、ほぼほぼペイショットが勝ちそうなので、活用しない手はない。
- これでプレス強度も高ければ…と思うが、そうなると高額マネーが必要ですね。
- 凌我はとにかく運動量が凄い。
- とはいえ、無駄に走っているわけではなく、必要なときに常に走っている。
- それはゴール前でもそうなのだが、ゴール数が物足りない。
- パッと思い浮かぶだけでも、プラス2ゴールくらいはできていた。
- 本人も自覚しているようだが、J1でも活躍するような選手になるかは得点力の部分だと思う。
- ジャメみたいにJ1で爆発する可能性もあるので、常に刀は磨いていてほしい。
- 今シーズンのエース候補であった渡邉だが、コンディションがなかなか整わずに出場時間は物足りないものになっている。
- 出た試合では、及第点以上のパフォーマンスは必ずするので、とにかくコンディション調整。
- 昇格のために二桁ゴールは欲しいぞ。
<おわり>