Hasan Hilu

はじめに

7月が近づくにつれて、夏の移籍報道も徐々に増えてきました。

磐田も例外でなく、すでに2人の選手(藤原、石田)の他クラブへの移籍が正式に決まっています。

リーグ戦のみになってしまったので、ある程度の人員整理が必要な状況の磐田ですが、補強が必要だと思われるポジションがいくつかあります。

その1つがCBです。

磐田の本職CBはリカルド・グラッサ、鈴木海音、森岡陸、伊藤槙人、朴勢己の5人。

朴が高卒1年目で、実質計算できるのは4人のみです。

現状、リカルドはコンディション不良で直近のヴェルディ戦ベンチ外(軽傷らしい)、鈴木海音は五輪招集の可能性あり(序列的にやや厳しい)、森岡陸は怪我が多い、伊藤槙人はコンディション不良が長くベンチに入ることもなかなかない。

これが現状の磐田のCB事情です。

そのためどうしても足りないときはボランチ鹿沼をCBとして使うことがあるのですが、やはり本職ではないため、J1レベルでCBとしてやらせるには心もとないというのが正直なところです。

そのため磐田は夏のCB補強がかなり重要なポイントでした。

 

磐田がHasan Hilu獲得の報

そんな中で、こんな情報が流れてきました。

www.one.co.il

以下本文の翻訳(Google翻訳したものをそのまま載せています)

サクの売却で41万5000ユーロをニンはハッサン・ヒロ受け取ることになる

ONEに掲載されたとおり:日本のチーム、ジュビロ磐田はブレーキマンの獲得に関してプレミアリーグのチームと合意に達し、契約は3年でシーズン収入は35万ユーロとなる。

開始して完了を祝福することができます。日本代表チームのジュビロ磐田は、ブレーキマンのハッサン・ヒロを41万5000ユーロで獲得することでブネイ・サクニンと合意に達した。ヒロの日本への移住は ONE に初めて掲載されました。

両クラブが条件を結んだ後、正式契約の直前に日本のクラブの前でブレーキの最後の詳細が詰められたままだった。これは今後3年間、シーズン当たり35万ユーロの契約となる。

ヒロは、プレーオフ上位に進出した前シーズンのブネイ・サクニンにとって嬉しい驚きの一人とみなされている。日本人はすでに1月にヒロを欲しがっていたが、サクニンでは、彼の放出がプロとしてチームにダメージを与える可能性があることを知って、急いでストッパーを放出しなかった。

軍隊が解放されると、サクニンでは彼らはあまり長く待たずに、ベエルシェバの労働者からアヤド・アブ・アビドを連れてくることに成功した。ブレーキマンの給与は月額約 NIS 70,000 です。

これはサクニンで選手が受け取る年俸の記録的なものであり、サクニンがどれだけアブ・アビドの獲得に固執し、同選手に興味を持っていたブネイ・ライナやハポエル・ハイファといったチームとの競争に勝利したかを証明しているだけだ。

なんともわかりにくい文章ではあるが、3年契約で磐田が獲得で合意したらしい。

磐田は1月の時点での獲得を望んだらしいが、Bnei Sakhnin(相手クラブ)は重要な戦力だと判断し、シーズン途中での移籍は断ったようだ。

それだけでBnei Sakhninの評価の高さがわかるが、磐田が夏まで待ったという点でも評価の高さを感じる。

 

どんな選手なの?

www.transfermarkt.com

www.youtube.com

www.youtube.com

プロフィールと動画を見ての感想

  • 187cmと高さがある。
  • 24歳と若い。
  • プロレベルは国内(イスラエル)リーグの経験のみ。
  • U-18の代表経歴あり。
  • 所属クラブのBnei Sakhninではバリバリの主力。
  • プレー判断が良さそう。
  • ボックス内ではハンドしないように手を後ろに組んでおり、そういった繊細さを感じる。
  • ガツンとボールを奪えそう。
  • ボールの配給が苦手ではなさそう。
  • ドリブルで運ぶこともできそう。
  • スペースがあれば相手ゴール近くまで運ぶことも。
  • アスリート能力が低いわけではないのに読みや予測に優れている印象。
  • セットプレーで、強さを発揮しそう。

 

雑感

Hasan Hiluがもっている能力を発揮できれば、十分に磐田の戦力となりそうです。

ただ、現時点ですでに1シーズン戦っていること、おそらく国外での生活が初めてであること、合流時期が日本の夏など、適応するのに時間が掛かる可能性も低くはないです。

今シーズン加入したブラジル人の4選手を見ていても、適応するにはそれ相応の時間が必要な印象です。

個人的に仕上がってきと感じた時期は、ペイショットで開幕から1ヶ月、ゴメスやブルーノは6月に入ったあたりからです。

ウェベルトンはまだ適応してきているとは言い難いですが、天皇杯の宮崎戦で実戦デビュー(ラスト数分のみ)、6/28のヴェルディ戦でリーグ戦初のベンチ入り&途中出場とやっとスタートラインに立った感じです。

(しかも、彼らは開幕前からキャンプやらでしっかりとトレーニングをしている)。

デビュー戦は、一番早くても、中断期間明けの8/7あたりではないだろうかと思います。

ただ、現状のメンバーにイレギュラーが起きなければ、無理して起用するということはなさそうな気がします。

とはいえ、非常に楽しみな選手が来てくれるかもしれないので、正式なリリースが出るのを楽しみにしたいです。

 

<おわり>